みんかぶニュース 市況・概況
19日香港・ハンセン指数=終値23237.74(-472.95)
配信日時:2025/06/19 17:32
配信元:MINKABU
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みんかぶニュース 市況・概況
【投資部門別売買動向】海外勢は11週連続で買い越し、累計買越額は約4兆円に (6月第2週)
●海外勢は11週連続で買い越し、累計買越額は約4兆円に達した
東証が19日に発表した6月第2週(9日~13日)の投資部門別売買動向(現物)によると、米景気の減速懸念後退で週前半は高かったものの週後半は中東情勢の緊迫化で売りに押され、日経平均株価が前週末比92円高の3万7834円と小幅な上昇にとどまったこの週は、海外投資家が11週連続で買い越した。買越額は997億円と前週の3985億円から縮小した。連続買い越しの長さは23年3月第5週~6月第2週の12週連続以来だ。11週間の累計買越額は3兆9726億円となった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で3週連続の買い越しだった。買越額は1765億円と前週の2328億円から減少した。現物と先物の合算でも9週連続で買い越し、買越額は2762億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人は11週連続で買い越し、買越額は3229億円だった。
一方、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が8週連続で売り越し、売越額は251億円と前週の4738億円から急減した。個人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は40億円だった。前週は1618億円の買い越しだった。
日経平均が小幅に上昇する中、海外投資家は11週連続で買い越し、11週間の累計買越額は3兆9726億円となった。
■投資部門別売買代金差額 (6月9日~13日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
6月 ―――
第2週 997 ▲251 ▲40 [ ▲1,062 1,022 ] 37,834円 ( +92 円)
第1週 3,985 ▲4,738 1,618 [ 118 1,500 ] 37,741円 ( -223 円)
5月 ―――
第5週 6,165 ▲981 ▲3,567 [ ▲3,986 418 ] 37,965円 ( +804 円)
第4週 2,850 ▲359 ▲550 [ ▲1,696 1,145 ] 37,160円 ( -593 円)
第3週 6,232 ▲2,893 ▲2,579 [ ▲3,553 973 ] 37,753円 ( +250 円)
第2週 3,570 ▲2,680 ▲3,576 [ ▲3,250 ▲325 ] 37,503円 ( +672 円)
第1週 3,946 ▲2,299 ▲1,673 [ ▲2,241 568 ] 36,830円 ( +1124 円)
4月 ―――
第4週 2,881 ▲1,085 ▲3,549 [ ▲3,293 ▲255 ] 35,705円 ( +975 円)
第3週 1,503 919 ▲2,305 [ ▲2,166 ▲139 ] 34,730円 ( +1144 円)
第2週 1,582 1,730 ▲1,177 [ 987 ▲2,164 ] 33,585円 ( -195 円)
第1週 6,011 ▲1,941 7,209 [ 5,226 1,982 ] 33,780円 ( -3339 円)
3月 ―――
第4週 ▲8,416 ▲7,917 4,782 [ 3,069 1,713 ] 37,120円 ( -556 円)
第3週 2,611 ▲755 ▲4,729 [ ▲5,565 836 ] 37,677円 ( +623 円)
第2週 ▲8,085 555 ▲1,309 [ ▲1,002 ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)
第1週 ▲1,015 3,342 ▲4,319 [ ▲3,600 ▲718 ] 36,887円 ( -268 円)
2月 ―――
第4週 ▲6,071 ▲393 5,181 [ 2,222 2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)
第3週 ▲1,632 ▲339 1,751 [ 417 1,333 ] 38,776円 ( -372 円)
第2週 964 ▲680 ▲1,001 [ ▲1,541 540 ] 39,149円 ( +362 円)
第1週 ▲2,657 637 4,892 [ 2,394 2,497 ] 38,787円 ( -785 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/06/19 20:00
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (19日引け後 発表分)
6月19日引け後に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■変更 ――――――――――――――
ポーラ・オルビスホールディングス <4927> [東証P] 決算月【12月】 6/19発表
継続保有期間1年以上の要件を追加。また、長期優遇ポイントを拡充し、5年以上保有以降、5年の節目ごとに5ポイント進呈する。
株探ニュース
2025/06/19 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】情報 (19日大引け後 発表分)
●フラー <387A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:7月24日
事業内容:スマートフォンアプリを中心としたデジタル領域全般に
おける事業開発コンサルティング・UI/UXデザイン・シス
テム開発、アプリ利用データ分析等
仮条件決定日:7月3日
想定発行価格:1110円
上場時発行済み株式数:169万5520株
公募:6万株
売り出し:17万8200株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限3万5700株
ブックビルディング期間:7月7日~11日
公開価格決定日:7月14日
申込期間:7月15日~18日
払込日:7月23日
主幹事:SBI証券
[2025年6月19日]
株探ニュース
2025/06/19 19:45
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (19日大引け後 発表分)
※6月30日、東証スタンダード市場に上場予定のレント <372A> [東証S]、東証グロース市場に上場予定のリップス <373A> [東証G]は19日、公開価格を発表した。
●レント <372A>
上場市場:東証スタンダード市場
上場予定日:6月30日
事業内容:産業機械、建設機械及び産業車両等のレンタル事業等
公開価格:4330円
仮条件:4270円~4330円
想定発行価格:4270円
上場時発行済み株式数:375万9400株
公募:50万株
売り出し:34万4000株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限12万6600株
ブックビルディング期間:6月12日~18日
公開価格決定日:6月19日
申込期間:6月20日~25日
払込日:6月27日
主幹事:みずほ証券
●リップス <373A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:6月30日
事業内容:メンズコスメの企画・販売を行う商品事業及びヘアサロンの
フランチャイズ運営を行うサロンフランチャイズ事業
公開価格:3130円
仮条件:3100円~3130円
想定発行価格:3100円
上場時発行済み株式数:255万株
公募:5万株
売り出し:106万0500株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限16万6500株
ブックビルディング期間:6月13日~18日
公開価格決定日:6月19日
申込期間:6月20日~25日
払込日:6月29日
主幹事:野村證券
[2025年6月19日]
株探ニュース
2025/06/19 19:40
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (19日大引け後 発表分)
○ダイワボウ <3107> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の4.67%にあたる420万株(金額で80億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から26年2月27日まで。
○BUF <6676> [東証S]
発行済み株式数の16.34%にあたる250万株の自社株を消却する。消却予定日は6月30日。
○南陽 <7417> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の0.67%にあたる8万5000株(金額で9987万5000円)を上限に、6月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
○メニコン <7780> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の3.0%にあたる230万株(金額で24億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月20日から12月20日まで。
○セブン銀 <8410> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の17.0%にあたる2億株(金額で524億円)を上限に、6月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
[2025年6月19日]
株探ニュース
2025/06/19 19:20
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【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、中東リスクで売り優勢 (6月19日)
日経平均株価
始値 38858.52
高値 38870.55
安値 38488.34
大引け 38488.34(前日比 -396.81 、 -1.02% )
売買高 14億3226万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆6462億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅反落、中東リスクを嫌気
2.売り買い交錯で始まるも、次第安の地合いに
3.半導体関連などが売られ、全体を押し下げる
4.中小型株が健闘、値下がりは55%にとどまる
5.今晩の米株休場で、売買代金は盛り上がらず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比44ドル安と小幅に続落した。FRBの利下げを急がない姿勢や中東情勢を受け、主力株の一角で売りが優勢となった。
東京市場では、リスク回避の流れとなり、後場に入って下げ幅を広げた。中東での有事リスクが嫌気され日経平均は安値引けとなっている。
19日の東京市場は、寄り付きこそ日経平均は売り買い交錯でスタートしたが、その後は下げ幅を広げる展開となった。前場後半はいったん下げ渋ったものの、後場に入り再び軟化。引け際に一段安となり、この日の安値で取引を終えた。中東情勢が緊迫化の度合いを強めるなか、これまで相場を牽引していた半導体関連の主力株に売りがかさみ、日経平均を押し下げる格好となっている。外国為替市場ではドル高・円安方向に振れたが、これをポジティブ視する動きはみられなかった。もっとも、日経平均は安値引けとはなったが、中小型株は相対的に強く、プライム市場の値下がり銘柄数は全体の55%を占めるにとどまった。日本時間今晩の米国株市場が奴隷解放記念日で休場ということもあって海外投資家の買いが膨らまず、売買代金も3兆6000億円台と低調だった。
個別では、ここ一貫して上昇基調にあったアドバンテスト<6857>が利食われたほか、ディスコ<6146>も下値を探る展開に。東京エレクトロン<8035>も軟調。ソニーグループ<6758>、トヨタ自動車<7203>などが冴えず、ファーストリテイリング<9983>が軟調。トレンドマイクロ<4704>が大幅安、GMOインターネット<4784>の下値模索も続いた。アステリア<3853>が大幅反落、M&A総研ホールディングス<9552>、太陽誘電<6976>、gumi<3903>なども売られた。
半面、売買代金トップとなったサンリオ<8136>が上昇したほか、三菱重工業<7011>も上値を追った。ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、良品計画<7453>も買いを集めた。ルネサスエレクトロニクス<6723>も強い動き。セガサミーホールディングス<6460>が急騰、大幸薬品<4574>は値上がり率トップに買われた。三井松島ホールディングス<1518>、イーレックス<9517>も大幅高。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、コナミG <9766>、良品計画 <7453>、フジクラ <5803>、イオン <8267>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約34円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、トレンド <4704>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約217円。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)陸運業、(3)小売業、(4)鉄鋼、(5)電気・ガス。一方、下落率の上位5業種は(1)卸売業、(2)繊維製品、(3)石油・石炭、(4)サービス業、(5)海運業。
■個別材料株
△三井松島HD <1518> [東証P]
1株5000円で自社株TOB実施へ。
△フルッタ <2586> [東証G]
売れるG <9235> と越境EC協業施策を開始。
△エデュラボ <4427> [東証G]
スポーツ庁の調査業務受託を材料視。
△AIins <4488> [東証G]
AIエージェント注力で新たな成長シナリオ。
△大幸薬品 <4574> [東証P]
正露丸の主成分がアニサキスに与える影響を確認。
△岡野バ <6492> [東証S]
上期経常を2.6倍上方修正、通期も増額、配当も20円増額。
△HPCシス <6597> [東証G]
次世代コンピューティングで活躍期待。
△リバーエレク <6666> [東証S]
水晶振動子の高技術力開花で業績急回復トレンドへ。
△電気興 <6706> [東証P]
AIアプリ活用の道路データ収集システムに期待膨らむ。
△デジタリフト <9244> [東証G]
AI関連企業と資本・業務提携。
▼サイステップ <3810> [東証S]
子会社設立計画の中止を嫌気。
▼ウィルソンW <9610> [東証S]
延期していた24年4~12月期決算を発表。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)大幸薬品 <4574>、(2)セガサミー <6460>、(3)電気興 <6706>、(4)三井松島HD <1518>、(5)イーレックス <9517>、(6)アイモバイル <6535>、(7)河合楽 <7952>、(8)ビーエンジ <4828>、(9)Jディスプレ <6740>、(10)カーバイド <4064>。
値下がり率上位10傑は(1)トレンド <4704>、(2)GMOインタ <4784>、(3)アステリア <3853>、(4)キングジム <7962>、(5)スクリン <7735>、(6)M&A総研 <9552>、(7)太陽誘電 <6976>、(8)SMC <6273>、(9)日立建機 <6305>、(10)gumi <3903>。
【大引け】
日経平均は前日比396.81円(1.02%)安の3万8488.34円。TOPIXは前日比16.27(0.58%)安の2792.08。出来高は概算で14億3226万株。東証プライムの値上がり銘柄数は657、値下がり銘柄数は890となった。東証グロース250指数は757.58ポイント(4.31ポイント安)。
[2025年6月19日]
株探ニュース
2025/06/19 18:23
みんかぶニュース 市況・概況
東証投資部門別売買動向:6月第2週、外国人・現物は997億円と11週連続買い越し
東京証券取引所が19日に発表した6月第2週(9~13日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が997億495万円と11週連続の買い越しとなった。前週は3985億9178万円の買い越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は1794億円の買い越し。現物・先物の合計では2791億円と9週連続の買い越し。前週は6282億円の買い越しだった。
現物での個人投資家は40億992万円と2週ぶりの売り越し。信託銀行は251億6948万円と8週連続で売り越した。事業法人は3229億8995万円と11週連続で買い越した。この週の日経平均株価は終値ベースで92円(0.2%)上昇している。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/19 18:14
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇111銘柄・下落80銘柄(東証終値比)
6月19日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは223銘柄。東証終値比で上昇は111銘柄、下落は80銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は48銘柄。うち値上がりが27銘柄、値下がりは18銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は80円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の19日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5033> ヌーラボ 1041 +150( +16.8%)
2位 <2586> フルッタ 229 +22( +10.6%)
3位 <4427> エデュラボ 526.1 +46.1( +9.6%)
4位 <4176> ココナラ 442 +36( +8.9%)
5位 <4288> アズジェント 640 +49( +8.3%)
6位 <2743> ピクセル 80.7 +5.7( +7.6%)
7位 <9340> アソインター 625 +39( +6.7%)
8位 <8918> ランド 8.5 +0.5( +6.2%)
9位 <3107> ダイワボウ 2650 +149.5( +6.0%)
10位 <6072> 地盤HD 194.9 +10.9( +5.9%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5830> いよぎんHD 1254 -268.5( -17.6%)
2位 <8226> 理経 380.3 -28.7( -7.0%)
3位 <9610> ウィルソンW 129.2 -7.8( -5.7%)
4位 <5856> LIEH 50.3 -1.7( -3.3%)
5位 <3917> アイリッジ 497 -16( -3.1%)
6位 <2673> 夢みつけ隊 129 -4( -3.0%)
7位 <8746> UNBANK 320 -9( -2.7%)
8位 <4574> 大幸薬品 280 -7( -2.4%)
9位 <6740> Jディスプレ 17.6 -0.4( -2.2%)
10位 <5616> 雨風太陽 1213.4 -25.6( -2.1%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4751> サイバー 1559.1 +8.6( +0.6%)
2位 <7012> 川重 10718 +58( +0.5%)
3位 <9101> 郵船 5062.2 +27.2( +0.5%)
4位 <3861> 王子HD 714.9 +3.5( +0.5%)
5位 <6702> 富士通 3499.1 +17.1( +0.5%)
6位 <6920> レーザーテク 15765 +75( +0.5%)
7位 <6758> ソニーG 3706.9 +16.9( +0.5%)
8位 <5401> 日本製鉄 2778 +12.0( +0.4%)
9位 <3436> SUMCO 1000 +4.1( +0.4%)
10位 <2801> キッコマン 1285 +5.0( +0.4%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4523> エーザイ 3961.6 -24.4( -0.6%)
2位 <6479> ミネベア 2007 -12.0( -0.6%)
3位 <1802> 大林組 2231.9 -12.6( -0.6%)
4位 <7201> 日産自 350.1 -1.8( -0.5%)
5位 <7752> リコー 1305.9 -6.1( -0.5%)
6位 <8801> 三井不 1385 -6.0( -0.4%)
7位 <7004> カナデビア 942 -4( -0.4%)
8位 <9503> 関西電 1664 -6.5( -0.4%)
9位 <8750> 第一生命HD 1082 -3.5( -0.3%)
10位 <4506> 住友ファーマ 965.9 -3.1( -0.3%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/06/19 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=逆行高の鉱脈、AI関連のリベンジ相場続く
きょう(19日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比396円安の3万8488円と4日ぶり反落。前日は想定外の強さで高値引けとなった日経平均だったが、きょうは引け際に手仕舞い売りが出て、安値引けを余儀なくされた。リスクオフの正体は中東情勢、これに尽きるといってもよい。しばらく小康状態にあったが、再び炎の勢いを止められなくなってきた。イスラエルとイランの軍事衝突が激化し、日本も在留邦人の退避に向け航空自衛隊の輸送機を派遣する状況となった。地政学リスクのレベルが明らかに一段階上がったといえる。トランプ大統領はイランに無条件降伏を求め、返す刀で「忍耐が切れた」などとコメントし軍事介入を匂わせるという急展開。瞬間湯沸かし器のキャラクターとはいえ、この変節ぶりは説明がつきにくい。支持基盤である「キリスト教福音派」の突き上げによるものという見方もあるが、ネタニヤフ氏が乗り移ったような拙速な圧力のかけ方で、米国の軍事介入が秒読みに入ったという認識がマーケットにも広がっている。
ただ、スタンダード指数はプラス圏で引けており、グロース指数も下げ幅は限定的だった。全体相場の雲行きが怪しくなったことは否めないが、「森より木」で勝負するなら当面は内需系の中小型株に目を向けていくよりなさそうだ。日経平均先物を絡め地政学リスクに振り回されやすい主力銘柄に、このタイミングで買い持ちを増やすという選択肢は妥当性に乏しい。テーマ買いの動きに活路を見出すとすれば、ここはやはり休養十分で見直しムードが台頭しているAI周辺株が有力となる。
そうしたなか、「AIエージェント」関連で動意する銘柄が相次いでいる。今月早々に当欄で紹介したアドバンスト・メディア<3773.T>は順調に上値を指向してきた。業績は飛躍期に突入しており、依然として上値の伸びしろは大きそうだ。音声認識技術では業界の草分けだが、新技術の開発にも積極的に取り組んでおり、新規サービスとしてAIエージェントなどに照準を合わせている。また、独立系システムインテグレーターで企業のDXコンサルを行う豆蔵デジタルホールディングス<202A.T>も上値指向が強い。AIロボティクスを戦略的に展開し、そのノウハウが今後AIエージェント時代に開花する可能性は高そうだ。
また、生成AI市場の急拡大の背景でAIサーバーの増設に伴う電力需要の膨大化も懸念されている。その対応で光半導体などの次世代デバイスが脚光を浴びる一方、「クラウドを活用しないAI」という切り口もクローズアップされている。猫も杓子もクラウドを経由する今の状況を緩和することで、電力消費が爆発的に増えることを抑制することが可能となる。ここで浮上してくるのがスマートフォンなどネットワークの末端にAIを組み込むという発想、それが「エッジAI」だ。生成AIやAIエージェントと並んで、2030年代に向け、ハード面からのアプローチでエッジAIが注目されていく時代となりそうだ。
エッジAI関連で活躍が期待できる銘柄として、ザインエレクトロニクス<6769.T>に注目してみたい。特定用途向け半導体を自社ブランドで開発するファブレスメーカーで、AI・IoT分野におけるモバイル系のハードやソフトウェアを手掛けている。エッジAIカメラソリューションが同社の強みで、AI新時代のキーカンパニーとしてスポットが当たる日もそう遠くないと思われる。また、東京大学発のベンチャーで、スマートフォン向け手振れ防止用画像・動画処理ソフトなどで好実績を誇るモルフォ<3653.T>もエッジAI分野を深耕しておりマークしておきたい銘柄となる。
このほかAI関連株全般にアンテナを高めておきたいところで、中低位株ではOSS(オープンソースソフトウェア)を中核にシステム開発を手掛けるサイオス<3744.T>の時価400円近辺は値ごろ感がある。同社は生成AI搭載などの機能拡充に伴う商品力強化が奏功している。また、ここ動兆を示しているJTP<2488.T>も目を配っておく価値がありそうだ。生成AIを駆使した先端技術や顧客ニーズに対応したプラットフォーム提供で実績が高く、クラウドトータルソリューション「キリオス」が好調で収益に貢献している。業績は売上高・利益ともに過去最高更新基調が続いている。
あすのスケジュールでは、朝方取引開始前に発表される5月の全国消費者物価指数(CPI)や日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月30日~5月1日開催分)にマーケットの関心が高い。前場取引時間中に3カ月物国庫短期証券の入札が行われる。後場取引時間中には5月の食品スーパー売上高、5月の主要コンビニエンスストア売上高が発表される。後場取引終了後には日銀の植田総裁が全国信用金庫大会で挨拶する予定。また、この日はIPOが1社予定されており、東証スタンダード市場に伊澤タオル<365A.T>が新規上場する。海外では、6月の中国最優遇貸出金利、5月の英小売売上高、6月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、5月の米景気先行指標総合指数などに注目度が高い。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/06/19 17:30
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