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三機工業 Research Memo(5):利益増などで自己資本比率は52.9%へ上昇。手元の現預金は318億円と潤沢
配信日時:2025/06/18 11:05
配信元:FISCO
*11:05JST 三機工業 Research Memo(5):利益増などで自己資本比率は52.9%へ上昇。手元の現預金は318億円と潤沢
■三機工業<1961>の業績動向
2. 財務状況
2025年3月期末の財務状況は、流動資産が138,834百万円(前期末比7,270百万円増)となった。主な増減要因は現金及び預金の増加8,356百万円、売掛債権(受取手形・電子記録債権・完成工事未収入金等・契約資産)の減少12,742百万円、有価証券の増加10,992百万円であった。固定資産は62,005百万円(同8,591百万円減)となった。主な増減要因は減価償却による有形固定資産の減少451百万円、無形固定資産の減少215百万円、投資有価証券の減少(株価の下落と政策保有株式の売却)による投資その他の資産の減少7,924百万円であった。この結果、2025年3月期末の資産合計は200,839百万円(同1,322百万円減)となった。
流動負債は82,283百万円(前期末比686百万円減)となった。主な増減要因は買掛債務(電子記録債務を含む工事未払金)の減少5,373百万円、短期借入金の減少627百万円、未払法人税等の増加1,630百万円、契約負債の減少2,086百万円であった。固定負債は12,175百万円(同3,766百万円減)となったが、主な増減要因は長期借入金の減少1,026百万円、退職給付に係る負債の増加1,256百万円、繰延税金負債の減少4,043百万円であった。この結果、負債合計は94,458百万円(同3,081百万円減)となった。
純資産合計は、106,380百万円(同1,759百万円増)となったが、主に当期純利益の計上による利益剰余金の増加8,476百万円、自己株式の増加746百万円、その他有価証券評価差額金の減少6,263百万円による。この結果、2025年3月期末の自己資本比率は52.9%(前期末51.7%)となった。投資有価証券の減少、自己株式の取得などで資産圧縮(バランスシートのスリム化)が進んでいる。
3. キャッシュ・フローの状況
2025年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは29,725百万円の収入となった。主な収入は、税金等調整前当期純利益の計上23,225百万円、減価償却費1,904百万円、売上債権及び契約資産の減少12,816百万円で、主な支出は、仕入債務の減少5,858百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは1,897百万円の支出であったが、主な収入は有価証券の償還(ネット)1,000百万円、投資有価証券の売却(ネット)1,544百万円で、主な支出は有形固定資産の取得791百万円であった。財務活動によるキャッシュ・フローは11,398百万円の支出となったが、主な支出は長短借入金の返済1,652百万円、自己株式の取得4,050百万円、配当金の支払額5,573百万円であった。
この結果、2025年3月期の現金及び現金同等物は20,348百万円増加し、同期末残高は43,848百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2. 財務状況
2025年3月期末の財務状況は、流動資産が138,834百万円(前期末比7,270百万円増)となった。主な増減要因は現金及び預金の増加8,356百万円、売掛債権(受取手形・電子記録債権・完成工事未収入金等・契約資産)の減少12,742百万円、有価証券の増加10,992百万円であった。固定資産は62,005百万円(同8,591百万円減)となった。主な増減要因は減価償却による有形固定資産の減少451百万円、無形固定資産の減少215百万円、投資有価証券の減少(株価の下落と政策保有株式の売却)による投資その他の資産の減少7,924百万円であった。この結果、2025年3月期末の資産合計は200,839百万円(同1,322百万円減)となった。
流動負債は82,283百万円(前期末比686百万円減)となった。主な増減要因は買掛債務(電子記録債務を含む工事未払金)の減少5,373百万円、短期借入金の減少627百万円、未払法人税等の増加1,630百万円、契約負債の減少2,086百万円であった。固定負債は12,175百万円(同3,766百万円減)となったが、主な増減要因は長期借入金の減少1,026百万円、退職給付に係る負債の増加1,256百万円、繰延税金負債の減少4,043百万円であった。この結果、負債合計は94,458百万円(同3,081百万円減)となった。
純資産合計は、106,380百万円(同1,759百万円増)となったが、主に当期純利益の計上による利益剰余金の増加8,476百万円、自己株式の増加746百万円、その他有価証券評価差額金の減少6,263百万円による。この結果、2025年3月期末の自己資本比率は52.9%(前期末51.7%)となった。投資有価証券の減少、自己株式の取得などで資産圧縮(バランスシートのスリム化)が進んでいる。
3. キャッシュ・フローの状況
2025年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは29,725百万円の収入となった。主な収入は、税金等調整前当期純利益の計上23,225百万円、減価償却費1,904百万円、売上債権及び契約資産の減少12,816百万円で、主な支出は、仕入債務の減少5,858百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは1,897百万円の支出であったが、主な収入は有価証券の償還(ネット)1,000百万円、投資有価証券の売却(ネット)1,544百万円で、主な支出は有形固定資産の取得791百万円であった。財務活動によるキャッシュ・フローは11,398百万円の支出となったが、主な支出は長短借入金の返済1,652百万円、自己株式の取得4,050百万円、配当金の支払額5,573百万円であった。
この結果、2025年3月期の現金及び現金同等物は20,348百万円増加し、同期末残高は43,848百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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