城南進学研究社---25年3月期「りんご塾」の教場運営及びライセンス提供の拡大を推進

*14:31JST 城南進学研究社---25年3月期「りんご塾」の教場運営及びライセンス提供の拡大を推進 城南進学研究社<4720>は20日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.9%減の56.23億円、営業損失が2.30億円（前期は0.30億円の利益）、経常損失が2.28億円（同0.40億円の利益）、親会社株主に帰属する当期純損失が4.20億円（同1.22億円の損失）となった。

教育事業の売上高は前期比4.3%減の52.50億円となった。児童教育部門では、算数教室「りんご塾」や子会社の城南ナーサリー及び城南フェアリィー等の保育園事業が堅調に推移する一方、「Kubotaのうけん/アタマGYM」を含むキッズブレインパークは集客が伸び悩んでおり、一部教場の整理及びプロダクトの見直しを推し進めた結果、前年同期を下回る売上高となった。映像授業部門（映像授業教室「河合塾マナビス」）では、8月に新規開校した新松戸校が順調に推移し、既存校においても下期以降、新規入学が増加傾向となったが、期首からの継続生の減少を挽回するまでには至らず、前年同期をわずかに下回る売上高となった。個別指導部門（個別指導塾「城南コベッツ」）では、りんご塾在籍の小学生は増加しているものの、大学入試における総合型・学校推薦型選抜の増加による早期退塾の増加や、不採算教場の整理統合を推し進めていることなどにより、前年同期を下回る売上高となった。デジタル教材・ソリューション部門では、「りんご塾」のライセンス提供が好調に推移しており、オンライン学習教材「デキタス」もBtoBでの販売の他、不登校児への学習サポート用教材として利用が拡大しているが、昨年度までの大口案件であるEdTech導入補助金が終了したことから前年同期では売上高が下回ることとなった。

スポーツ事業の売上高は同1.8%増の3.73億円となった。子会社の久ケ原スポーツクラブでは、スイミングクラブが前年をやや下回る在籍者数で推移したが、値上げと退会抑制の効果やスポーツジムの「マイスポーツ」は順調に推移していることなどから売上高は前期を上回ることとなった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.9%増59.01億円、営業利益が1.49億円、経常利益が1.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.93億円を見込んでいる。なお、配当については、期末配当１株5円の予想としている。

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