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あかつき本社---25年3月期は2ケタ増収・増益、不動産関連事業が順調に推移
配信日時:2025/05/19 18:21
配信元:FISCO
*18:21JST あかつき本社---25年3月期は2ケタ増収・増益、不動産関連事業が順調に推移
あかつき本社<8737>は15日、2025年3月期連結決算を発表した。営業収益が前期比21.0%増の564.83億円、営業利益が同8.9%増の37.25億円、経常利益が同2.0%増の38.89億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.7%増の26.31億円となった。
証券関連事業の営業収益は前期比7.7%増の156.35億円、セグメント利益は同1.0%減の16.92億円となった。あかつき証券では、強みとする契約仲介業者に対する対面サポート体制の強化に加え、システム面での利便性向上や商品ラインナップの拡充などを進めている。システム面では、2024年9月に「外国債券売買システム」に円貨決済機能を追加し、外国債券取引の利便性向上に寄与した。また、2024年12月に顧客向けの資産管理サイトとして「あかつき資産ナビ」をリリースした。商品面では、新NISA制度の対象銘柄を中心に国内投資信託の取扱本数を725銘柄まで増加させ、併せて外国投資信託の取扱いを拡充し、多様化する商品ニーズに対応した。また、米国国債や外貨建て事業債の最低購入価額の引下げにより、顧客の投資機会の拡大に努めた。金融機関等とのアライアンスについては、2025年1月に筑後信用金庫と業務提携を行った。これにより2025年3月末時点の提携金融機関数は10行へと拡大した。結果として2025年3月末の契約仲介業者外務員数は1,894名(2024年3月末比216名増)、子会社のジャパンウェルスアドバイザースの提携金融機関における管理資産残高を含めた預り資産残高は6,260億円(同684億円増)、IFA部門の預り資産残高は3,884億円(同745億円増)と拡大した。業績面では、受入手数料、トレーディング損益が共に拡大し増収となり、セグメント利益は前年同期並となった。
不動産関連事業の営業収益は同26.8%増の411.07億円、セグメント利益は同14.2%増の29.01億円となった。中古マンションの買取再販を行うマイプレイスは、営業人員の拡大と仲介会社との連携強化を通じた、首都圏エリアにおける取引拡大に努めている。また、2024年6月に新たに近畿圏エリアを担当する大阪営業部を設け取引を拡大している。当年度においては、仕入戸数は777戸(前期は765戸)、販売戸数は904戸(同728戸)の取引実績となった。また、リノベーションの設計・施工を手掛けるバウテックグループにおいては、完工数が1055戸(前期は893戸)と堅調に推移した。高齢者施設開発を手掛けるEWアセットマネジメントにおいて、2024年3月に東京都杉並区に建設した「NEXT-LD新高円寺」がオープンしている。また、2024年9月に熊本県熊本市において建設した「メディケア癒やし長嶺」がオープンし、2025年3月に福岡県福岡市の有料老人ホームが竣工し賃貸を開始した。これにより、2025年3月末現在で稼働中の施設は4件となる。業績面では、中古マンションの再販において販売戸数が増加したことで増収増益となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比11.5%増の630.00億円、営業利益が同31.5%増の49.00億円、経常利益が同13.1%増の44.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.6%増の27.00億円を見込んでいる。
<AK>
証券関連事業の営業収益は前期比7.7%増の156.35億円、セグメント利益は同1.0%減の16.92億円となった。あかつき証券では、強みとする契約仲介業者に対する対面サポート体制の強化に加え、システム面での利便性向上や商品ラインナップの拡充などを進めている。システム面では、2024年9月に「外国債券売買システム」に円貨決済機能を追加し、外国債券取引の利便性向上に寄与した。また、2024年12月に顧客向けの資産管理サイトとして「あかつき資産ナビ」をリリースした。商品面では、新NISA制度の対象銘柄を中心に国内投資信託の取扱本数を725銘柄まで増加させ、併せて外国投資信託の取扱いを拡充し、多様化する商品ニーズに対応した。また、米国国債や外貨建て事業債の最低購入価額の引下げにより、顧客の投資機会の拡大に努めた。金融機関等とのアライアンスについては、2025年1月に筑後信用金庫と業務提携を行った。これにより2025年3月末時点の提携金融機関数は10行へと拡大した。結果として2025年3月末の契約仲介業者外務員数は1,894名(2024年3月末比216名増)、子会社のジャパンウェルスアドバイザースの提携金融機関における管理資産残高を含めた預り資産残高は6,260億円(同684億円増)、IFA部門の預り資産残高は3,884億円(同745億円増)と拡大した。業績面では、受入手数料、トレーディング損益が共に拡大し増収となり、セグメント利益は前年同期並となった。
不動産関連事業の営業収益は同26.8%増の411.07億円、セグメント利益は同14.2%増の29.01億円となった。中古マンションの買取再販を行うマイプレイスは、営業人員の拡大と仲介会社との連携強化を通じた、首都圏エリアにおける取引拡大に努めている。また、2024年6月に新たに近畿圏エリアを担当する大阪営業部を設け取引を拡大している。当年度においては、仕入戸数は777戸(前期は765戸)、販売戸数は904戸(同728戸)の取引実績となった。また、リノベーションの設計・施工を手掛けるバウテックグループにおいては、完工数が1055戸(前期は893戸)と堅調に推移した。高齢者施設開発を手掛けるEWアセットマネジメントにおいて、2024年3月に東京都杉並区に建設した「NEXT-LD新高円寺」がオープンしている。また、2024年9月に熊本県熊本市において建設した「メディケア癒やし長嶺」がオープンし、2025年3月に福岡県福岡市の有料老人ホームが竣工し賃貸を開始した。これにより、2025年3月末現在で稼働中の施設は4件となる。業績面では、中古マンションの再販において販売戸数が増加したことで増収増益となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比11.5%増の630.00億円、営業利益が同31.5%増の49.00億円、経常利益が同13.1%増の44.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.6%増の27.00億円を見込んでいる。
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