みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・13日>(大引け)=勤次郎、ミマキエンジ、山九など
配信日時:2025/05/13 15:33
配信元:MINKABU
勤次郎<4013.T>=後場急伸し一時ストップ高。午後1時ごろ、25年12月期の連結業績予想について、売上高を49億5000万円から51億円(前期比16.5%増)へ、営業利益を9億5300万円から11億2800万円(同54.7%増)へ、純利益を6億2100万円から7億1500万円(同55.0%増)へ上方修正したことが好感されている。足もとでクラウドライセンス数の獲得が計画を上回っており、クラウド事業全体の売り上げが計画通り進捗していることに加えて、オンプレミス事業で予想を上回る引き合いが続き、事業全体の売り上げ計画を上回って推移していることが売上高・利益を押し上げるとしている。
ミマキエンジニアリング<6638.T>=後場に入り急動意。一気に年初来高値を更新した。同社はきょう午前11時30分ごろ、25年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比66.2%増の91億1100万円となり、従来予想の86億円から上振れたことが好感されているようだ。売上高は同11.0%増の839億6300万円(従来予想は840億円)で着地した。製品市場別では、SG(サイングラフィックス)市場向けのUVインク搭載モデルが牽引し、本体とインクがともに伸長。IP(インダストリアルプロダクツ)市場向けは、小型FB(フラットベッド)モデルを中心に販売が好調だった。あわせて公表した26年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比5.5%増の886億円、営業利益が同1.0%増の92億円を見込み、前提為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=152円に設定。会社側では為替の影響や現時点で想定可能な直接的な追加関税のマイナス影響を織り込んでいる一方、実施予定の価格転嫁などによる業績へのプラス影響は含んでおらず、保守的な計画にしたとしている。
山九<9065.T>=9連騰。大幅高で昨年来高値を更新した。12日の取引終了後に上限を500万株(発行済み株数の9.52%)、または200億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は5月13日から来年2月27日まで。また、来年3月16日付で、発行済み株式数の5%を超える自社株全てを消却する。同時に発表した26年3月期連結業績予想は、売上高6180億円(前期比1.8%増)、営業利益410億円(同6.7%減)、純利益295億円(同4.1%減)を見込む。物流事業のコスト構造改革や中国事業のスリム化、適正単価の収受などに取り組むとしている。
リプロセル<4978.T>=急伸。12日の取引終了後、集計中の25年3月期連結業績について、売上高が従来予想の26億6100万円から29億7800万円(前の期比22.8%増)へ、営業損益が3億2500万円の赤字から1億1300万円の赤字(前の期4億900万円の赤字)へ、最終損益が1億7400万円の赤字から1億2000万円の黒字(同3100万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。米国子会社における研究試薬の販売や、欧州子会社におけるヒト組織アッセイの販売が想定より好調に推移したことに加えて、単体及び米国子会社における臨床用iPS細胞製品が好調に推移したことなどが要因という。また、米国子会社における補助金収入の計上や、繰延税金資産の計上なども寄与した。
テクノフレックス<3449.T>=切り返し急で新高値。12日の取引終了後に25年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比21.7%増の60億6000万円、経常利益は同2.3倍の10億5000万円となった。トップラインは2ケタ増で、経常利益の通期計画に対する進捗率は第1四半期ながら45%と高水準となり、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。継手事業は海外向けが好調に推移し、国内では利益率の高い真空機器の案件が寄与。防災・工事事業では北海道の先端半導体工場に関連した事業が好調なスタートとなり、収益を押し上げる要因となった。自動車・ロボット事業は大口顧客の在庫調整が一巡し、黒字を確保した。
セレンディップ・ホールディングス<7318.T>=物色人気。12日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を前期比59.2%増の400億円、営業利益を同2.5倍の18億円と発表。前期に続き過去最高を更新する見通しを示したことが好感されている。配当予想は無配継続とした。同時に発表した25年3月期決算は売上高が前の期比27.0%増の251億2400万円、営業利益が同53.7%増の7億3400万円だった。M&Aを通じて取得した中堅・中小製造業が属する「モノづくり事業」が好調で全体を牽引した。M&A実行で発生した負ののれん発生益により、純利益段階では大幅増となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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