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<動意株・13日>(前引け)=リプロセル、テクノフレ、セレンHD

配信日時:2025/05/13 11:33 配信元:MINKABU
 リプロセル<4978.T>=急伸。12日の取引終了後、集計中の25年3月期連結業績について、売上高が従来予想の26億6100万円から29億7800万円(前の期比22.8%増)へ、営業損益が3億2500万円の赤字から1億1300万円の赤字(前の期4億900万円の赤字)へ、最終損益が1億7400万円の赤字から1億2000万円の黒字(同3100万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。米国子会社における研究試薬の販売や、欧州子会社におけるヒト組織アッセイの販売が想定より好調に推移したことに加えて、単体及び米国子会社における臨床用iPS細胞製品が好調に推移したことなどが要因という。また、米国子会社における補助金収入の計上や、繰延税金資産の計上なども寄与した。  テクノフレックス<3449.T>=切り返し急で新高値。12日の取引終了後に25年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比21.7%増の60億6000万円、経常利益は同2.3倍の10億5000万円となった。トップラインは2ケタ増で、経常利益の通期計画に対する進捗率は第1四半期ながら45%と高水準となり、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。継手事業は海外向けが好調に推移し、国内では利益率の高い真空機器の案件が寄与。防災・工事事業では北海道の先端半導体工場に関連した事業が好調なスタートとなり、収益を押し上げる要因となった。自動車・ロボット事業は大口顧客の在庫調整が一巡し、黒字を確保した。  セレンディップ・ホールディングス<7318.T>=物色人気。12日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を前期比59.2%増の400億円、営業利益を同2.5倍の18億円と発表。前期に続き過去最高を更新する見通しを示したことが好感されている。配当予想は無配継続とした。同時に発表した25年3月期決算は売上高が前の期比27.0%増の251億2400万円、営業利益が同53.7%増の7億3400万円だった。M&Aを通じて取得した中堅・中小製造業が属する「モノづくり事業」が好調で全体を牽引した。M&A実行で発生した負ののれん発生益により、純利益段階では大幅増となった。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS

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