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前場に注目すべき3つのポイント~アドバンテストの決算反応に注目~
配信日時:2025/04/28 08:39
配信元:FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~アドバンテストの決算反応に注目~
28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■アドバンテストの決算反応に注目
■日本郵政、25/3上方修正 経常利益 8100億円←7600億円
■前場の注目材料:いすゞ自、インド事業再編、商用車を現地大手に売却
■アドバンテストの決算反応に注目
28日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後も底堅さが意識されそうだ。25日の米国市場は、NYダウが20ドル高、ナスダックは216ポイント高だった。NYダウは一時370ドル下落する場面もみられたが、関税政策を巡る交渉進展期待からプラス圏で終えたほか、アルファベットの決算を好感した動きのなかでハイテク株に買いが広がり、ナスダック指数は上昇。シカゴ日経225先物は大阪比220円高の36000円。円相場は1ドル=143円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではエヌビディアなど半導体株の一角が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。25日の大引け後に決算を発表したアドバンテスト<6857>の動向が注目されるが、2026年3月期見通しはコンセンサスを下回ったが、自社株買いの発表がアク抜け的な動きをみせてくることにつながれば、センチメントを明るくさせそうだ。
日経225先物はナイトセッションで36000円を回復してきた。トランプ米大統領の相互関税発動前の水準を回復してくるなか、売り方の買い戻しの動きが強まってくる可能性はありそうだ。為替市場では円相場が1ドル=143円80銭台と円安に振れて推移していることも安心感につながりやすいと考えられる。日経平均株価は相互関税を警戒して3月下旬辺りから下落基調を強めていたこともあり、ポジションは売りに傾いているだろう。楽観は禁物ながらも、今後は75日線が位置する37335円辺りが意識されてきそうだ。
もっとも、祝日を前に積極的な売買は手控えられやすく、ショートカバーを意識したインデックスに絡んだ商いのほかは、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせやすい。なお、25日の引け後に決算を発表したところでは、アドバンテストのほか、日本郵政<6178>、東光高岳<6617>、クラスターT<4240>、ネクストジェン<3842>、NECキャピ<8793>、アンリツ<6754>、マクセル<6810>、ピーシーエー<9629>、インテリックス<8940>などの動向が注目されよう。
■日本郵政、25/3上方修正 経常利益 8100億円←7600億円
日本郵政<6178>は2025年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を7600億円から8100億円に上方修正した。ゆうちょ銀行<7182>及びかんぽ生命保険<7181>において、運用環境の好転による資産運用収益の増加等を受けて2024年11月に業績予想の上方修正を行う一方、通期連結業績予想については、連結子会社である日本郵便における郵便料金改定の今後の損益に与える影響が不透明であること等を統合的に考慮して据え置いていた。日本郵便の損益が想定の範囲内であることが明らかになり、純利益等が前回予想を大幅に上回る見込みとなったことから、通期連結業績予想を上方修正した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(35705.74、+666.59)
・NYダウは上昇(40113.50、+20.10)
・ナスダック総合指数は上昇(17382.94、+216.90)
・SOX指数は上昇(4251.61、+43.42)
・シカゴ日経225先物は上昇(36000、+220)
・VIX指数は低下(24.84、-1.63)
・為替相場は円安・ドル高(143.60-70)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(63.02、+0.23)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・いすゞ自<7202>インド事業再編、商用車を現地大手に売却
・豊田織<6201>株非公開化でガバナンス強化、トヨタ買収案浮上
・三菱HCキャピタル<8593>新規事業創出を支援、新会社
・三菱重工業<7011>JAXAとH2A最終打ち上げ、6月24日に50号機
・中央発條<5992>藤岡工場爆発事故受け再発防止策、安全装置などに9億円
・島津製作所<7701>生体信号・動画で人の心理解析、システム
・MonotaRO<3064>特注品注文に図面不要、金属・樹脂部品加工サービス
・JR東<9020>KDDIと、新宿駅の5Gエリア拡大、ミリ波中継器活用
・GSユアサ<6674>リチウム蓄電池設備がホンダ工場で稼働、パワコン併設
・JX金属<5016>廃車載電池からリチウム回収、工程見直し90%以上
・シスメックス<6869>医療AI参入、診断・書類作成など支援
・三菱地所<8802>TBSHDと、赤坂にヒルトンホテル、28年開業、全174室
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■アドバンテストの決算反応に注目
■日本郵政、25/3上方修正 経常利益 8100億円←7600億円
■前場の注目材料:いすゞ自、インド事業再編、商用車を現地大手に売却
■アドバンテストの決算反応に注目
28日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後も底堅さが意識されそうだ。25日の米国市場は、NYダウが20ドル高、ナスダックは216ポイント高だった。NYダウは一時370ドル下落する場面もみられたが、関税政策を巡る交渉進展期待からプラス圏で終えたほか、アルファベットの決算を好感した動きのなかでハイテク株に買いが広がり、ナスダック指数は上昇。シカゴ日経225先物は大阪比220円高の36000円。円相場は1ドル=143円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではエヌビディアなど半導体株の一角が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。25日の大引け後に決算を発表したアドバンテスト<6857>の動向が注目されるが、2026年3月期見通しはコンセンサスを下回ったが、自社株買いの発表がアク抜け的な動きをみせてくることにつながれば、センチメントを明るくさせそうだ。
日経225先物はナイトセッションで36000円を回復してきた。トランプ米大統領の相互関税発動前の水準を回復してくるなか、売り方の買い戻しの動きが強まってくる可能性はありそうだ。為替市場では円相場が1ドル=143円80銭台と円安に振れて推移していることも安心感につながりやすいと考えられる。日経平均株価は相互関税を警戒して3月下旬辺りから下落基調を強めていたこともあり、ポジションは売りに傾いているだろう。楽観は禁物ながらも、今後は75日線が位置する37335円辺りが意識されてきそうだ。
もっとも、祝日を前に積極的な売買は手控えられやすく、ショートカバーを意識したインデックスに絡んだ商いのほかは、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせやすい。なお、25日の引け後に決算を発表したところでは、アドバンテストのほか、日本郵政<6178>、東光高岳<6617>、クラスターT<4240>、ネクストジェン<3842>、NECキャピ<8793>、アンリツ<6754>、マクセル<6810>、ピーシーエー<9629>、インテリックス<8940>などの動向が注目されよう。
■日本郵政、25/3上方修正 経常利益 8100億円←7600億円
日本郵政<6178>は2025年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を7600億円から8100億円に上方修正した。ゆうちょ銀行<7182>及びかんぽ生命保険<7181>において、運用環境の好転による資産運用収益の増加等を受けて2024年11月に業績予想の上方修正を行う一方、通期連結業績予想については、連結子会社である日本郵便における郵便料金改定の今後の損益に与える影響が不透明であること等を統合的に考慮して据え置いていた。日本郵便の損益が想定の範囲内であることが明らかになり、純利益等が前回予想を大幅に上回る見込みとなったことから、通期連結業績予想を上方修正した。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(35705.74、+666.59)
・NYダウは上昇(40113.50、+20.10)
・ナスダック総合指数は上昇(17382.94、+216.90)
・SOX指数は上昇(4251.61、+43.42)
・シカゴ日経225先物は上昇(36000、+220)
・VIX指数は低下(24.84、-1.63)
・為替相場は円安・ドル高(143.60-70)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(63.02、+0.23)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・いすゞ自<7202>インド事業再編、商用車を現地大手に売却
・豊田織<6201>株非公開化でガバナンス強化、トヨタ買収案浮上
・三菱HCキャピタル<8593>新規事業創出を支援、新会社
・三菱重工業<7011>JAXAとH2A最終打ち上げ、6月24日に50号機
・中央発條<5992>藤岡工場爆発事故受け再発防止策、安全装置などに9億円
・島津製作所<7701>生体信号・動画で人の心理解析、システム
・MonotaRO<3064>特注品注文に図面不要、金属・樹脂部品加工サービス
・JR東<9020>KDDIと、新宿駅の5Gエリア拡大、ミリ波中継器活用
・GSユアサ<6674>リチウム蓄電池設備がホンダ工場で稼働、パワコン併設
・JX金属<5016>廃車載電池からリチウム回収、工程見直し90%以上
・シスメックス<6869>医療AI参入、診断・書類作成など支援
・三菱地所<8802>TBSHDと、赤坂にヒルトンホテル、28年開業、全174室
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