注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~インデックス買い中心で35000円突破へ~
配信日時:2025/04/23 08:42
配信元:FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~インデックス買い中心で35000円突破へ~
23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■インデックス買い中心で35000円突破へ
■オービック、25/3営業利益 10.5%増 783億円、26/3予想 10.0%増 862億円
■前場の注目材料:旭化成、感光性絶縁材を増産、先端半導体向け新ライン
■インデックス買い中心で35000円突破へ
23日の日本株市場は、買い一巡後もリバウンドを意識した底堅さが意識されそうだ。22日の米国市場は、NYダウが1016ドル高、ナスダックは429ポイント高だった。ベッセント米財務長官が対中貿易で、現状維持が持続可能だとは誰も考えておらず、いずれ合意にいたるとの考えを示したとの報道を受けて、買い戻しの動きが強まった。米政府報道官が各国との協議は順調に進んでいると発言したことも、貿易交渉の進展期待が広がった。シカゴ日経225先物は大阪比565円高の34845円。円相場は1ドル=143円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではベッセント米財務長官の発言をきっかけに主力株を中心に買われ、NYダウ構成銘柄はすべて上昇した。国際通貨基金(IMF)は、世界経済の成長率見通しを引き下げたが、嫌気する動きは限られていた。また、トランプ米大統領は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長について、「解任するつもりはない」と述べた。為替市場では1ドル143円台と円安に振れて推移していることも安心感につながる。
日経225先物はナイトセッションで一時34960円まで買われる場面もみられた。節目の35000円突破が意識されるなか、売り方の買い戻しが強まる可能性がある。同水準には25日線が位置しているが、2月半ば以降、上値を抑えられてきた同線を明確に上抜けてくるようだと、インデックスに絡んだ買いが集中する形で上へのバイアスが強まる可能性がありそうだ。
物色としては前日に強い動きをみせていた5大商社のほか、為替が円安に振れていることでトヨタ<7203>など輸出関連への買い戻しも期待される。インデックスに絡んだ商いが中心になることで、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株のリバウンドも意識されてきそうだ。インデックスに絡んだ主力株への資金流入が強まることによるセンチメント改善から、個人主体の中小型株への物色についても活発にさせそうである。
■オービック、25/3営業利益 10.5%増 783億円、26/3予想 10.0%増 862億円
オービック<4684>が発表した2025年3月期業績は、売上高が前期比8.6%増の1212億4000万円、営業利益は同10.5%増の783億7800万円だった。システムサポート事業においては、クラウドソリューションを中心に、ソフトウェア及びハードウェアの「運用支援・保守サービス等」が好調に推移。システムインテグレーション事業において、統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、大手・中堅企業への新規顧客開拓が進み、付加価値の高い「OBIC7シリーズ」のシステム構築売上が堅調に推移した。26年3月期業績は、売上高が前期比10%増の1334億円、営業利益は同10%増の862億円を計画。
■前場の注目材料
・トランプ大統領、FRB議長「解任するつもりはない」
・NYダウは上昇(39186.98、+1016.57)
・ナスダック総合指数は上昇(16300.42、+429.52)
・SOX指数は上昇(3832.05、+80.13)
・シカゴ日経225先物は上昇(34845、+565)
・VIX指数は低下(30.57、-3.25)
・米原油先物相場は上昇(63.67、+1.26)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ 旭化成<3407>感光性絶縁材を増産、先端半導体向け新ライン
・ 住友ゴム工業<5110>北米タイヤ来月値上げ、トランプ関税対応
・ 野村HD<8604>米欧の運用3社を買収、2584億円で豪社から
・ 西部ガスHD<9536>JERAとLNG融通・販売で提携、北九州の基地活用
・ トクヤマ<4043>JSRの体外診断薬事業を820億円で取得
・ 伊藤忠<8001>タイ財閥と株式持ち合い解消、原料調達など戦略的提携は継続
・ 東京製鐵<5423>5月契約の鋼材6品目値下げ、世界経済混迷受け
・ 千代化建<6366>オーストリア社と、効率メタン発酵技術で連携
・ 富士通<6702>理研と、世界最大級256量子ビットの超電導量子コンピューター開発
・ ダイキン<6367>日立と設備故障診断AI試験運用、10月にも外販開始
・ 三菱電機<6503>パワー半導体にSiC追加、エアコン向け拡充
・ 楽天グループ<4755>パリにAI開発組織
・ ユニチカ<3103>沖縄電力など4社で、ペロブスカイト実証、宮古島で1年間
・ クラレ<3405>ポリビニルアルコール樹脂を値上げ
・ 日本酸素HD<4091>グループの大陽日酸、欧の大学に成膜装置
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■インデックス買い中心で35000円突破へ
■オービック、25/3営業利益 10.5%増 783億円、26/3予想 10.0%増 862億円
■前場の注目材料:旭化成、感光性絶縁材を増産、先端半導体向け新ライン
■インデックス買い中心で35000円突破へ
23日の日本株市場は、買い一巡後もリバウンドを意識した底堅さが意識されそうだ。22日の米国市場は、NYダウが1016ドル高、ナスダックは429ポイント高だった。ベッセント米財務長官が対中貿易で、現状維持が持続可能だとは誰も考えておらず、いずれ合意にいたるとの考えを示したとの報道を受けて、買い戻しの動きが強まった。米政府報道官が各国との協議は順調に進んでいると発言したことも、貿易交渉の進展期待が広がった。シカゴ日経225先物は大阪比565円高の34845円。円相場は1ドル=143円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではベッセント米財務長官の発言をきっかけに主力株を中心に買われ、NYダウ構成銘柄はすべて上昇した。国際通貨基金(IMF)は、世界経済の成長率見通しを引き下げたが、嫌気する動きは限られていた。また、トランプ米大統領は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長について、「解任するつもりはない」と述べた。為替市場では1ドル143円台と円安に振れて推移していることも安心感につながる。
日経225先物はナイトセッションで一時34960円まで買われる場面もみられた。節目の35000円突破が意識されるなか、売り方の買い戻しが強まる可能性がある。同水準には25日線が位置しているが、2月半ば以降、上値を抑えられてきた同線を明確に上抜けてくるようだと、インデックスに絡んだ買いが集中する形で上へのバイアスが強まる可能性がありそうだ。
物色としては前日に強い動きをみせていた5大商社のほか、為替が円安に振れていることでトヨタ<7203>など輸出関連への買い戻しも期待される。インデックスに絡んだ商いが中心になることで、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株のリバウンドも意識されてきそうだ。インデックスに絡んだ主力株への資金流入が強まることによるセンチメント改善から、個人主体の中小型株への物色についても活発にさせそうである。
■オービック、25/3営業利益 10.5%増 783億円、26/3予想 10.0%増 862億円
オービック<4684>が発表した2025年3月期業績は、売上高が前期比8.6%増の1212億4000万円、営業利益は同10.5%増の783億7800万円だった。システムサポート事業においては、クラウドソリューションを中心に、ソフトウェア及びハードウェアの「運用支援・保守サービス等」が好調に推移。システムインテグレーション事業において、統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、大手・中堅企業への新規顧客開拓が進み、付加価値の高い「OBIC7シリーズ」のシステム構築売上が堅調に推移した。26年3月期業績は、売上高が前期比10%増の1334億円、営業利益は同10%増の862億円を計画。
■前場の注目材料
・トランプ大統領、FRB議長「解任するつもりはない」
・NYダウは上昇(39186.98、+1016.57)
・ナスダック総合指数は上昇(16300.42、+429.52)
・SOX指数は上昇(3832.05、+80.13)
・シカゴ日経225先物は上昇(34845、+565)
・VIX指数は低下(30.57、-3.25)
・米原油先物相場は上昇(63.67、+1.26)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ 旭化成<3407>感光性絶縁材を増産、先端半導体向け新ライン
・ 住友ゴム工業<5110>北米タイヤ来月値上げ、トランプ関税対応
・ 野村HD<8604>米欧の運用3社を買収、2584億円で豪社から
・ 西部ガスHD<9536>JERAとLNG融通・販売で提携、北九州の基地活用
・ トクヤマ<4043>JSRの体外診断薬事業を820億円で取得
・ 伊藤忠<8001>タイ財閥と株式持ち合い解消、原料調達など戦略的提携は継続
・ 東京製鐵<5423>5月契約の鋼材6品目値下げ、世界経済混迷受け
・ 千代化建<6366>オーストリア社と、効率メタン発酵技術で連携
・ 富士通<6702>理研と、世界最大級256量子ビットの超電導量子コンピューター開発
・ ダイキン<6367>日立と設備故障診断AI試験運用、10月にも外販開始
・ 三菱電機<6503>パワー半導体にSiC追加、エアコン向け拡充
・ 楽天グループ<4755>パリにAI開発組織
・ ユニチカ<3103>沖縄電力など4社で、ペロブスカイト実証、宮古島で1年間
・ クラレ<3405>ポリビニルアルコール樹脂を値上げ
・ 日本酸素HD<4091>グループの大陽日酸、欧の大学に成膜装置
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