ニチリョクが反落、２５年３月期業績は営業赤字に下振れ着地

　ニチリョク<7578.T>が反落している。１５日の取引終了後、集計中の２５年３月期の単独業績予想について、売上高が従来予想の３４億円から２２億７８００万円（前の期比２０．１％減）へ、営業損益が３億５０００万円の黒字から２９００万円の赤字（前の期２億８４００万円の黒字）へ下振れて着地したようだと発表しており、嫌気されている。 　競合他社との競争激化により、葬祭事業及びお墓事業ともに案件数が減少したことに加えて、家族葬や樹木葬の増加により単価が下落したことが要因としている。 　同時に、葬儀花の卸売事業を行うフレシード（東京都江戸川区）などを割当先とする１３６万３５００株の第三者割当増資及び発行総数２万３９７１個（潜在株式数２３９万７１００株）の第３回新株予約権（行使価額修正条項付）を行うと発表した。調達資金４億８６９２万円は納骨堂事業の譲受や横浜鶴見区などでの新会館の設立、ｉｔｏｗａとの資本・業務提携に伴う増資引き受けのための資金、潜在的な終活関連事業会社のＭ＆Ａ資金の確保、マーケティング費用などに充てられる。なお、希薄化率は最大で２３．４８％になる。 出所：MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.