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エスプール---1Q営業利益が大幅増、ビジネスソリューション事業が好調に推移
配信日時:2025/04/14 12:00
配信元:FISCO
*12:00JST エスプール---1Q営業利益が大幅増、ビジネスソリューション事業が好調に推移
エスプール<2471>は11日、2025年11月期第1四半期(24年12月-25年2月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比8.4%増の61.31億円、営業利益が同907.5%増の2.61億円、税引前利益が1.98億円(前年同期は0.13億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同62.4%減の0.98億円となった。
ビジネスソリューション事業の売上収益は前年同期比30.5%増の36.89億円、営業利益は同206.5%増の5.52億円となった。障がい者雇用支援サービスは、運営管理費の積み上げに加え設備販売が大きく伸長し、前期からの繰越納品も寄与した結果、大幅な増収増益となった。営業活動においても、新規・既存顧客ともに堅調に推移した。環境経営支援サービスは、カーボンクレジットの大口販売により、売上収益が大幅に増加した。また、下期に納品が集中するコンサルティングサービスの受注も順調に積み上がっている。広域行政BPOサービスは、定額減税に関連した国策業務がピークを過ぎたため売上収益は減少したが、大型案件が控える下期に向けた営業活動は着実に進展した。その他のサービスでは、セールスサポートサービスが、全国の主要都市への拠点開設効果や、商品特性に合わせた効果的なキャンペーンの実施実績を背景に、大手メーカーからの大型キャンペーンの受託が拡大し、売上収益を大きく伸ばした。採用支援サービスでは、応募受付業務の自動化が進んだことで請求単価は低下したものの、処理件数の増加により売上収益は堅調に推移した。一方、ロジスティクスアウトソーシングサービスは、売上収益は若干増加したものの、新センターの収益改善の遅れから苦戦が続いた。
人材ソリューション事業の売上収益は同13.6%減の24.64億円、営業利益は同37.1%減の1.61億円となった。主力のコールセンター向けの人材派遣サービスにおいては、営業日数が少なかった影響などにより、売上収益は減少したものの、前期後半から緩やかに需要回復の兆しが見られており、減少幅は縮小した。これまで派遣スタッフの退職者数が採用者数を大きく上回る状況が続いていたが、ようやく均衡するところとなっている。販売支援業務については、人材の不足感が強いインバウンド関連の業務に注力したが、採用条件の厳しさから、派遣スタッフの稼働を計画通り伸ばせず、減収となった。また、前第4四半期に開始した施工管理技士の人材派遣サービスは、当第1四半期で黒字化し、堅調なスタートを切ることができた。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比5.0%増の268.28億円、営業利益が同10.4%増の30.74億円、税引前利益が同9.1%増の28.04億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同9.2%減の19.07億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
ビジネスソリューション事業の売上収益は前年同期比30.5%増の36.89億円、営業利益は同206.5%増の5.52億円となった。障がい者雇用支援サービスは、運営管理費の積み上げに加え設備販売が大きく伸長し、前期からの繰越納品も寄与した結果、大幅な増収増益となった。営業活動においても、新規・既存顧客ともに堅調に推移した。環境経営支援サービスは、カーボンクレジットの大口販売により、売上収益が大幅に増加した。また、下期に納品が集中するコンサルティングサービスの受注も順調に積み上がっている。広域行政BPOサービスは、定額減税に関連した国策業務がピークを過ぎたため売上収益は減少したが、大型案件が控える下期に向けた営業活動は着実に進展した。その他のサービスでは、セールスサポートサービスが、全国の主要都市への拠点開設効果や、商品特性に合わせた効果的なキャンペーンの実施実績を背景に、大手メーカーからの大型キャンペーンの受託が拡大し、売上収益を大きく伸ばした。採用支援サービスでは、応募受付業務の自動化が進んだことで請求単価は低下したものの、処理件数の増加により売上収益は堅調に推移した。一方、ロジスティクスアウトソーシングサービスは、売上収益は若干増加したものの、新センターの収益改善の遅れから苦戦が続いた。
人材ソリューション事業の売上収益は同13.6%減の24.64億円、営業利益は同37.1%減の1.61億円となった。主力のコールセンター向けの人材派遣サービスにおいては、営業日数が少なかった影響などにより、売上収益は減少したものの、前期後半から緩やかに需要回復の兆しが見られており、減少幅は縮小した。これまで派遣スタッフの退職者数が採用者数を大きく上回る状況が続いていたが、ようやく均衡するところとなっている。販売支援業務については、人材の不足感が強いインバウンド関連の業務に注力したが、採用条件の厳しさから、派遣スタッフの稼働を計画通り伸ばせず、減収となった。また、前第4四半期に開始した施工管理技士の人材派遣サービスは、当第1四半期で黒字化し、堅調なスタートを切ることができた。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比5.0%増の268.28億円、営業利益が同10.4%増の30.74億円、税引前利益が同9.1%増の28.04億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同9.2%減の19.07億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
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