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サイオス Research Memo(4):2025年12月期業績計画は保守的な印象で上振れ余地あり
配信日時:2025/04/03 14:04
配信元:FISCO
*14:04JST サイオス Research Memo(4):2025年12月期業績計画は保守的な印象で上振れ余地あり
■業績見通し
1. 2025年12月期の業績見通し
サイオス<3744>の2025年12月期の連結業績は、売上高で前期比7.6%減の19,000百万円、営業利益で同99.5%増の70百万円、経常利益で同15.3%減の160百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同71.6%減の100百万円を計画している。また、KPIとしているEBITDAは同40.2%増の122百万円と2期連続増益となり、ROICも2024年12月期の1.5%から2.8%と若干の上昇を見込んでいる。
売上高は2024年12月期に大型案件が寄与したRed Hat,Inc.関連商品の反動減を見込んでいることや、金融機関向け経営支援システム販売事業の売上がなくなることにより減収を見込んでいる。一方、営業利益は不採算だった金融機関向け経営支援システム販売事業がなくなるほか、「LifeKeeper」や「Gluegentシリーズ」など自社製品の成長により増益となる。研究開発費は2024年12月期並みの水準を計画している。
経常利益は2024年12月期に営業外で計上した為替関連のデリバティブ評価益91百万円及び為替差損37百万円を見込んでいないことから減益となる見通し。親会社株主に帰属する当期純利益についても関係会社株式売却益がなくなるため、減益幅が大きくなる計画となっている。
2. 弊社の見方
弊社では、2025年12月期の同社計画は保守的で、市場環境が急速に悪化するようなことがなければ利益ベースでは上振れする公算が大きいと見ている。2024年12月期で事業構造改革を完了しプロダクトミックスが改善することや、Red Hat,Inc.関連商品の価格調整を実施することで粗利率の改善が見込めるためだ。同社は2022年12月期以降、2期連続で営業損失を計上し、また、2024年12月期においても期初計画から営業利益の下方修正を行うなど、株主に対する期待に応えきれなかった。このことが企業価値(=時価総額)低迷の要因と考えられる。企業価値を高めるには、収益の拡大やROE向上など自助努力だけでなく、株主や投資家から成長期待の大きい企業、あるいは投資先として安心して株式を保有できるといった期待感や信頼感を醸成することも必要である。特に業績計画に対する信頼感を醸成することは重要であり、2025年12月期はこうした点も踏まえて保守的に計画を策定し、期中で上方修正を目指すことにしたと弊社では推察する。収益成長への期待感という点では、自社製品・サービスの売上動向が引き続き重要になると見られ、「Lifekeeper」や「Gluegentシリーズ」を中心としたSaaS事業の動向に注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
1. 2025年12月期の業績見通し
サイオス<3744>の2025年12月期の連結業績は、売上高で前期比7.6%減の19,000百万円、営業利益で同99.5%増の70百万円、経常利益で同15.3%減の160百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同71.6%減の100百万円を計画している。また、KPIとしているEBITDAは同40.2%増の122百万円と2期連続増益となり、ROICも2024年12月期の1.5%から2.8%と若干の上昇を見込んでいる。
売上高は2024年12月期に大型案件が寄与したRed Hat,Inc.関連商品の反動減を見込んでいることや、金融機関向け経営支援システム販売事業の売上がなくなることにより減収を見込んでいる。一方、営業利益は不採算だった金融機関向け経営支援システム販売事業がなくなるほか、「LifeKeeper」や「Gluegentシリーズ」など自社製品の成長により増益となる。研究開発費は2024年12月期並みの水準を計画している。
経常利益は2024年12月期に営業外で計上した為替関連のデリバティブ評価益91百万円及び為替差損37百万円を見込んでいないことから減益となる見通し。親会社株主に帰属する当期純利益についても関係会社株式売却益がなくなるため、減益幅が大きくなる計画となっている。
2. 弊社の見方
弊社では、2025年12月期の同社計画は保守的で、市場環境が急速に悪化するようなことがなければ利益ベースでは上振れする公算が大きいと見ている。2024年12月期で事業構造改革を完了しプロダクトミックスが改善することや、Red Hat,Inc.関連商品の価格調整を実施することで粗利率の改善が見込めるためだ。同社は2022年12月期以降、2期連続で営業損失を計上し、また、2024年12月期においても期初計画から営業利益の下方修正を行うなど、株主に対する期待に応えきれなかった。このことが企業価値(=時価総額)低迷の要因と考えられる。企業価値を高めるには、収益の拡大やROE向上など自助努力だけでなく、株主や投資家から成長期待の大きい企業、あるいは投資先として安心して株式を保有できるといった期待感や信頼感を醸成することも必要である。特に業績計画に対する信頼感を醸成することは重要であり、2025年12月期はこうした点も踏まえて保守的に計画を策定し、期中で上方修正を目指すことにしたと弊社では推察する。収益成長への期待感という点では、自社製品・サービスの売上動向が引き続き重要になると見られ、「Lifekeeper」や「Gluegentシリーズ」を中心としたSaaS事業の動向に注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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