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サイオス Research Memo(1):事業構造改革が一巡、自社製品・サービスの拡大により再成長目指す
配信日時:2025/04/03 14:01
配信元:FISCO
*14:01JST サイオス Research Memo(1):事業構造改革が一巡、自社製品・サービスの拡大により再成長目指す
■要約
サイオス<3744>は、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア(以下、OSS)※1を活用したシステムインテグレーションを起点に、ソフトウェア製品やSaaS製品の開発販売を行うIT企業である。主力製品にはシステム障害時のシステムダウンを回避するソフトウェア「LifeKeeper」※2や「Gluegentシリーズ」※3などがある。
※1 ソフトウェアの設計図に当たるソースコードを無償で公開し、使用・改良・再配布ができるソフトウェア。
※2 稼働中のサーバーとは別に同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一障害が発生した際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせる役割を担うソフトウェア。
※3 クラウド型ワークフローの「Gluegent Flow」やID管理をクラウドで行う「Gluegent Gate」等、企業の業務効率化を支援するクラウドサービス。
1. 2024年12月期の業績概要
2024年12月期の連結業績は、売上高で前期比29.4%増の20,561百万円と過去最高を更新し、営業利益も35百万円(前期は208百万円の損失)と3期振りの黒字に転換した。売上高はRed Hat,Inc.関連商品※1の大型案件を受注したほか、「LifeKeeper」や「Gluegentシリーズ」などの自社製品・サービス、並びにAPI※2ソリューションなどが順調に拡大し増収要因となった。利益面では、自社製品・サービスの増収効果に加えて、研究開発費を絞り込んだことも増益に寄与した。なお、2024年12月に金融機関向け経営支援システム販売事業を住信SBIネット銀行<7163>に譲渡したことにより、関係会社株式売却益442百万円を特別利益として計上した。同事業はここ数年は採算面で厳しい状況が続いており、事業の集中と選択を進めるなかで売却を決定した。
※1 SS&サービス・プロバイダーの大手であるRed Hat,Inc.が開発するオープンソースの製品。
※2 異なるソフトウェアやアプリケーション間で情報・機能を共有するための仕組み。
2. 2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の連結業績は、売上高で前期比7.6%減の19,000百万円、営業利益で同99.5%増の70百万円を計画している。売上高は事業売却の影響とRed Hat,Inc.関連商品の反動減を想定し減収見込みとなるが、利益率の高い「LifeKeeper」や「Gluegentシリーズ」など自社製品・サービスの増収により、営業利益は増益となる見通しだ。増益幅が小さいように見えるが、2024年12月期は営業利益の下方修正を行い株主の期待に応えられなかった反省から、2025年12月期は計画を保守的に策定し、可能であれば上方修正を行いたいとの意思の表れとも受け取れる。
3. 今後の方向性
中期経営計画では、2027年12月期の業績目標として売上高22,500百万円、営業利益310百万円、ROICで10.9%を掲げた。事業セグメントごとに成長戦略を策定し、利益成長と資本収益性の向上に取り組んでいく。成長のカギを握る自社製品及びサービスについては、継続的な機能開発や性能改善だけでなく、生成AIなども活用して差別化を図る方針だ。特に年率2ケタ成長が続く「Gluegentシリーズ」が期待される。
■Key Points
・2024年12月期業績は過去最高売上を更新、各利益も3期振りの黒字に転換
・2025年12月期業績計画は保守的な印象で上振れ余地あり
・自社開発製品・サービスをけん引役に中期経営計画は堅実な成長を目標に掲げる
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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サイオス<3744>は、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア(以下、OSS)※1を活用したシステムインテグレーションを起点に、ソフトウェア製品やSaaS製品の開発販売を行うIT企業である。主力製品にはシステム障害時のシステムダウンを回避するソフトウェア「LifeKeeper」※2や「Gluegentシリーズ」※3などがある。
※1 ソフトウェアの設計図に当たるソースコードを無償で公開し、使用・改良・再配布ができるソフトウェア。
※2 稼働中のサーバーとは別に同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一障害が発生した際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせる役割を担うソフトウェア。
※3 クラウド型ワークフローの「Gluegent Flow」やID管理をクラウドで行う「Gluegent Gate」等、企業の業務効率化を支援するクラウドサービス。
1. 2024年12月期の業績概要
2024年12月期の連結業績は、売上高で前期比29.4%増の20,561百万円と過去最高を更新し、営業利益も35百万円(前期は208百万円の損失)と3期振りの黒字に転換した。売上高はRed Hat,Inc.関連商品※1の大型案件を受注したほか、「LifeKeeper」や「Gluegentシリーズ」などの自社製品・サービス、並びにAPI※2ソリューションなどが順調に拡大し増収要因となった。利益面では、自社製品・サービスの増収効果に加えて、研究開発費を絞り込んだことも増益に寄与した。なお、2024年12月に金融機関向け経営支援システム販売事業を住信SBIネット銀行<7163>に譲渡したことにより、関係会社株式売却益442百万円を特別利益として計上した。同事業はここ数年は採算面で厳しい状況が続いており、事業の集中と選択を進めるなかで売却を決定した。
※1 SS&サービス・プロバイダーの大手であるRed Hat,Inc.が開発するオープンソースの製品。
※2 異なるソフトウェアやアプリケーション間で情報・機能を共有するための仕組み。
2. 2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の連結業績は、売上高で前期比7.6%減の19,000百万円、営業利益で同99.5%増の70百万円を計画している。売上高は事業売却の影響とRed Hat,Inc.関連商品の反動減を想定し減収見込みとなるが、利益率の高い「LifeKeeper」や「Gluegentシリーズ」など自社製品・サービスの増収により、営業利益は増益となる見通しだ。増益幅が小さいように見えるが、2024年12月期は営業利益の下方修正を行い株主の期待に応えられなかった反省から、2025年12月期は計画を保守的に策定し、可能であれば上方修正を行いたいとの意思の表れとも受け取れる。
3. 今後の方向性
中期経営計画では、2027年12月期の業績目標として売上高22,500百万円、営業利益310百万円、ROICで10.9%を掲げた。事業セグメントごとに成長戦略を策定し、利益成長と資本収益性の向上に取り組んでいく。成長のカギを握る自社製品及びサービスについては、継続的な機能開発や性能改善だけでなく、生成AIなども活用して差別化を図る方針だ。特に年率2ケタ成長が続く「Gluegentシリーズ」が期待される。
■Key Points
・2024年12月期業績は過去最高売上を更新、各利益も3期振りの黒字に転換
・2025年12月期業績計画は保守的な印象で上振れ余地あり
・自社開発製品・サービスをけん引役に中期経営計画は堅実な成長を目標に掲げる
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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