注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心~
配信日時:2025/04/01 08:30
配信元:FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心~
4月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心
■しまむら、25/2営業利益 7.1%増 592億円、26/2予想 2.4%増 606億円
■前場の注目材料:三井金属鉱業、「5G向けウエハー」低コスト・大口径化、新興技術を活用
■買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心
1日の日本株市場は、前日の大幅な下げに対する自律反発の動きが入るものの、その後はこう着感の強い相場展開が見込まれる。3月31日の米国市場は、NYダウが417ドル高、ナスダックは23ポイント安だった。トランプ米政権の関税への警戒に加え、ロシアとウクライナの停戦期待が後退するなかで売りが先行した。その後、シカゴ購買部協会景気指数が予想外に上昇すると相場は下げ止まり、終盤にかけては月末・四半期末に伴う調整買いから、NYダウは切り返す形となった。シカゴ日経225先物は大阪比325円高の36045円。円相場は1ドル=149円80銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで35480円まで売られる場面もみられたが、その後の切り返しで36000円を回復して終えている。前日の大幅な下げに対する自律反発を意識させてくる可能性もあり、36000円処での底固めの動きをみせてくるようだと、押し目狙いの買いが入りそうだ。もっとも、米国では月末・四半期末に伴う調整買いによる上昇とみられており、ディフェンシブ株中心に買われる形で、ハイテク株の弱さが目立っていた。
日経平均株価は3営業日で2400円超下げており、3月11日の直近安値も割り込んだことで急ピッチの下げに対するリバランスは意識されやすいところだが、トランプ関税の発動を前に積極的に押し目を拾う動きは限られるだろう。売り方については、いったん関税発動を前に買い戻しの動きが入りやすいと考えられるが、この買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心になりそうである。
物色としてはディフェンシブ系に向かいやすいと考えられるほか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への買い戻しの動きがみられるようだと、短期的にリバウンドを狙った動きに向かわせよう。また、ロシアとウクライナの停戦期待が後退しており、防衛関連への押し目狙いの動きもありそうだ。そのほかは、決算など個別に材料のある銘柄のほか、関税リスクを回避する狙いから、中小型株での個人主体による値幅取り狙いが意識されやすいだろう。
■しまむら、25/2営業利益 7.1%増 592億円、26/2予想 2.4%増 606億円
しまむら<8227>が発表した2025年2月期業績は、売上高が前期比4.8%増の6653億5800万円、営業利益は同7.1%増の592億4000万円だった。しまむら事業では、主力プライベートブランドの「CLOSSHI」において、長く使用できるシリーズの「ヘビロテ」や、睡眠空間をサポートするシリーズの「眠眠ラボ」など、顧客の不安や不満を解決する商品の販売とともに、付加価値を高めた高価格帯PB「CLOSSHI PREMIUM」の拡大を進めた。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(42001.76、+417.86)
・シカゴ日経225先物は上昇(36045、+325)
・為替相場は円安・ドル高(149.90-150.00)
・米長期金利低下
・米原油相場上昇(71.48、+2.12)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三井金属鉱業<5706>「5G向けウエハー」低コスト・大口径化、新興技術を活用
・日野自<7205>NZで集団訴訟、エンジン認証不正関連
・日産自<7201>新たな戦略プロ発表、ルノーに印合弁株売却
・アオイ電子<6832>シャープが三重第1工場を売却
・大和自動車交通<9082>ニューステクノロジーと連携、ハイヤー、訪日客狙う
・ブルーイノベーション<5597>下水道管点検に重点、ドローン需要にらむ
・アンリツ<6754>仏社を持分法会社化、試験製品・サービス融合
・ローム<6963>半導体工場集約、3年で生産体制再構築
・KOKUSAI ELECTRIC<6525>米で半導体装置評価、メーカー近くに拠点
・NTT<9432>NTTコムとIOWN通信自動設定、オープン仕様で構築
・KDDI<9433>危険地点をAIで可視化、車両・事故データ分析
・富士通<6702>米FICOと、金融業界DX支援で協業
・NTTデータG<9613>大規模機械学習基盤を提供
・ミネベアミツミ<6479>ロボアーム共同開発
・コスモエネルギーHD<5021>SAF供給加速、海外航空と契約相次ぐ
・カーリット<4275>設備投資120億円、防衛関連向け固体推進薬など事業化へ
・東レ<3402>オレフィン系長繊維不織布を本格販売、資材向け3タイプ
・旭化成<3407>アクリル樹脂値上げ、21日出荷分から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 2月失業率(予想:2.5%、1月:2.5%)
・08:30 2月有効求人倍率(予想:1.26倍、1月:1.26倍)
・08:50 日銀短観3月調査(予想:大企業製造業DI:+12、前回:+14)
<海外>
・09:30 豪・2月小売売上高(予想:前月比+0.3%、1月:+0.3%)
・10:45 中国・3月財新製造業PMI(予想:50.6、2月:50.8) <ST>
■買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心
■しまむら、25/2営業利益 7.1%増 592億円、26/2予想 2.4%増 606億円
■前場の注目材料:三井金属鉱業、「5G向けウエハー」低コスト・大口径化、新興技術を活用
■買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心
1日の日本株市場は、前日の大幅な下げに対する自律反発の動きが入るものの、その後はこう着感の強い相場展開が見込まれる。3月31日の米国市場は、NYダウが417ドル高、ナスダックは23ポイント安だった。トランプ米政権の関税への警戒に加え、ロシアとウクライナの停戦期待が後退するなかで売りが先行した。その後、シカゴ購買部協会景気指数が予想外に上昇すると相場は下げ止まり、終盤にかけては月末・四半期末に伴う調整買いから、NYダウは切り返す形となった。シカゴ日経225先物は大阪比325円高の36045円。円相場は1ドル=149円80銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで35480円まで売られる場面もみられたが、その後の切り返しで36000円を回復して終えている。前日の大幅な下げに対する自律反発を意識させてくる可能性もあり、36000円処での底固めの動きをみせてくるようだと、押し目狙いの買いが入りそうだ。もっとも、米国では月末・四半期末に伴う調整買いによる上昇とみられており、ディフェンシブ株中心に買われる形で、ハイテク株の弱さが目立っていた。
日経平均株価は3営業日で2400円超下げており、3月11日の直近安値も割り込んだことで急ピッチの下げに対するリバランスは意識されやすいところだが、トランプ関税の発動を前に積極的に押し目を拾う動きは限られるだろう。売り方については、いったん関税発動を前に買い戻しの動きが入りやすいと考えられるが、この買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心になりそうである。
物色としてはディフェンシブ系に向かいやすいと考えられるほか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への買い戻しの動きがみられるようだと、短期的にリバウンドを狙った動きに向かわせよう。また、ロシアとウクライナの停戦期待が後退しており、防衛関連への押し目狙いの動きもありそうだ。そのほかは、決算など個別に材料のある銘柄のほか、関税リスクを回避する狙いから、中小型株での個人主体による値幅取り狙いが意識されやすいだろう。
■しまむら、25/2営業利益 7.1%増 592億円、26/2予想 2.4%増 606億円
しまむら<8227>が発表した2025年2月期業績は、売上高が前期比4.8%増の6653億5800万円、営業利益は同7.1%増の592億4000万円だった。しまむら事業では、主力プライベートブランドの「CLOSSHI」において、長く使用できるシリーズの「ヘビロテ」や、睡眠空間をサポートするシリーズの「眠眠ラボ」など、顧客の不安や不満を解決する商品の販売とともに、付加価値を高めた高価格帯PB「CLOSSHI PREMIUM」の拡大を進めた。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(42001.76、+417.86)
・シカゴ日経225先物は上昇(36045、+325)
・為替相場は円安・ドル高(149.90-150.00)
・米長期金利低下
・米原油相場上昇(71.48、+2.12)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三井金属鉱業<5706>「5G向けウエハー」低コスト・大口径化、新興技術を活用
・日野自<7205>NZで集団訴訟、エンジン認証不正関連
・日産自<7201>新たな戦略プロ発表、ルノーに印合弁株売却
・アオイ電子<6832>シャープが三重第1工場を売却
・大和自動車交通<9082>ニューステクノロジーと連携、ハイヤー、訪日客狙う
・ブルーイノベーション<5597>下水道管点検に重点、ドローン需要にらむ
・アンリツ<6754>仏社を持分法会社化、試験製品・サービス融合
・ローム<6963>半導体工場集約、3年で生産体制再構築
・KOKUSAI ELECTRIC<6525>米で半導体装置評価、メーカー近くに拠点
・NTT<9432>NTTコムとIOWN通信自動設定、オープン仕様で構築
・KDDI<9433>危険地点をAIで可視化、車両・事故データ分析
・富士通<6702>米FICOと、金融業界DX支援で協業
・NTTデータG<9613>大規模機械学習基盤を提供
・ミネベアミツミ<6479>ロボアーム共同開発
・コスモエネルギーHD<5021>SAF供給加速、海外航空と契約相次ぐ
・カーリット<4275>設備投資120億円、防衛関連向け固体推進薬など事業化へ
・東レ<3402>オレフィン系長繊維不織布を本格販売、資材向け3タイプ
・旭化成<3407>アクリル樹脂値上げ、21日出荷分から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 2月失業率(予想:2.5%、1月:2.5%)
・08:30 2月有効求人倍率(予想:1.26倍、1月:1.26倍)
・08:50 日銀短観3月調査(予想:大企業製造業DI:+12、前回:+14)
<海外>
・09:30 豪・2月小売売上高(予想:前月比+0.3%、1月:+0.3%)
・10:45 中国・3月財新製造業PMI(予想:50.6、2月:50.8) <ST>
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