みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・5日>(大引け)=テスHD、ドリームI、バンナムHD、新日本科学など
配信日時:2025/02/05 15:32
配信元:MINKABU
テスホールディングス<5074.T>=後場急動意。午後1時30分ごろ、大和証券グループ本社<8601.T>傘下で再生可能エネルギー・インフラストラクチャー分野への投資を行う大和エナジー・インフラ(東京都千代田区)と業務提携したと発表しており、好材料視されている。テスHDが持つ系統用蓄電所の開発力に、大和エナジーの持つ系統用蓄電池事業の投資ノウハウや資金力などが加わることで、スピード感をもって系統用蓄電池事業を推進するのが狙い。今後3年間で国内において合計2ギガワット時の系統用蓄電池案件の事業化を決定することを目指すとしている。なお、同件による25年6月期業績への影響は軽微としている。
ドリームインキュベータ<4310.T>=大幅高で新値街道復帰。4日取引終了後に発表した4~12月期連結決算は、売上高が45億3300万円(前年同期比19.7%増)、営業損益が1億7300万円の黒字(前年同期10億8900万円の赤字)だった。営業黒字転換を好感した買いが入っている。企業向けの戦略コンサルやM&Aアドバイザリーなどを手掛けるビジネスプロデュースセグメントが堅調。スタートアップ企業への投資を行うベンチャー投資セグメントは好調だった。
バンダイナムコホールディングス<7832.T>=上昇加速で新高値。この日前引け後、25年3月期連結業績予想について売上高を1兆1500億円から1兆2300億円(前期比17.1%増)へ、営業利益を1600億円から1800億円(同98.5%増)へ上方修正すると発表。あわせて配当予想も22円から71円(前期60円)に大幅増額。更に自社株買いの実施も明らかにし、これらを好感した買いが集まっている。第3四半期業績の好調や足もとの市場環境、第4四半期の販売計画などを織り込んだ。自社株買いについては取得上限を800万株(自己株式を除く発行済み株数の1.22%)、または350億円とした。期間は2月6日から5月31日まで。あわせて28年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。最終年度に売上高1兆4500億円、営業利益2000億円を目指す。株主還元方針については総還元性向50%以上を基本方針に据え、DOE(株主資本配当率)3.60%を下限に長期的に安定的な配当を実施するとした。
新日本科学<2395.T>=後場に入り大幅高。5日午前11時30分、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想をこれまでの見通しから21億6500万円増額して320億円(前期比21.0%増)、最終利益予想を4億8000万円増額して44億円(同20.5%減)に引き上げており、評価されたようだ。非臨床事業で受注と売り上げが期初計画を大きく上回った。米国の子会社で見込んでいた費用が計画よりも抑制され、一部が来期に期ずれすることになったことも、利益を押し上げる。4~12月期の売上高は前年同期比23.6%増の222億3500万円、最終利益は同15.5%減の32億500万円だった。
イリソ電子工業<6908.T>=マド開け急伸。車載用を中心に高い競争力を持つコネクターメーカー大手で、昨年は旧村上ファンド系アクティビストの株式買い増しなどで話題となった経緯もある。株価は約半年にわたり底値ボックス圏での往来を続けていたが、目先もみ合い離脱の動きをみせている。同社は4日取引終了後25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の43億円から47億円(前期比21%減)に増額した。24年10~12月期決算が会社側想定を上回り、為替の円安メリットなども考慮して通期見通しをアップサイドに修正した。これを好感する形で投資資金が流入した。このほか次世代高速伝送対応製品について顧客と商談を開始し、製品評価中にあることや、コスト競争力強化に向け新たなERP(統合基幹システム)の本格稼働、及び秋田工場竣工に伴う茨城工場の役割の見直しなど構造改革への取り組みについても開示している。
日鉄ソリューションズ<2327.T>=大幅続伸。4日の取引終了後に発表した25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比9.2%増の2402億9400万円、税引き前利益が同27.7%増の302億7000万円だった。10~12月期の税引き前利益は同39%増と高い伸びを見せており、業況を好感した買いが集まったようだ。ビジネスソリューション事業では、日本製鉄<5401.T>向けの新設備対応やDX関連で鉄鋼向けは高安定の状況が続いたほか、自動車や電機・精密機器など産業分野、金融分野向けも好調に推移した。コンサルティング&デジタルサービス事業ではITインフラ・ソリューションが伸長した。
HENNGE<4475.T>=物色の矛先向かいストップ高。4日取引終了後に10~12月期(第1四半期)連結決算を発表。売上高が前年同期比31.1%増の25億1000万円、営業利益が同37.3%増の5億2900万円となっており、これを好感した買いが膨らんでいる。主力のクラウドセキュリティーサービス「HENNGE One」が引き続き伸びた。契約企業数は3063社(前期第1四半期2678社)、契約ユーザー数は261万4454人(同239万8871人)となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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