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【↑】日経平均 大引け| 続伸、朝安も半導体関連中心に切り返す (1月30日)

配信日時:2025/01/30 18:34 配信元:MINKABU
日経平均株価 始値  39302.85 高値  39600.93(12:55) 安値  39221.36(09:05) 大引け 39513.97(前日比 +99.19 、 +0.25% ) 売買高  17億5908万株 (東証プライム概算) 売買代金  4兆4964億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は続伸、米株安受け朝方軟調も切り返す  2.FOMCは現状維持も声明文がタカ派寄りとの見方  3.好決算のアドテストを軸に半導体関連に買い戻し  4.エヌビディア株安の逆風に耐え、下値切り上げる  5.値上がり銘柄数は1000を超え、全体の66%占める ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前日比136ドル安と3日ぶりに反落した。FOMCのタカ派の姿勢を示す内容を警戒し売りが優勢となった。  東京市場では、半導体セクターの主力株をはじめ広範囲に買いが入った。朝方は日経平均株価が下落して始まったが、その後は方向感が定まらない中も下値を切り上げる展開となった。  30日の東京市場は、朝方は売りが先行した。前日の米国株市場で主要株価指数が軟調だったほか、個別にエヌビディアが再び下値模索の動きとなったことで、買い手控えムードが強かった。注目されたFOMCでは利下げは見送られたが、これについては事前に織り込まれていたものの、声明文がタカ派寄りであったとの見方が全体相場の重荷となりセンチメントが悪化した。しかし、東京市場では前日に好決算を発表したアドバンテストが買い直され、これが起点となってその他の半導体主力株にもショートカバーを誘発、全体相場を押し上げる背景となった。日経平均は寄り後早々にこの日の安値をつけ、その後は手掛かり材料難のなか上下に揺れながらも下値を切り上げる展開となった。プライム市場の値上がり銘柄数は1000を超え、全体の66%を占めている。  個別では、断トツの売買代金をこなしたアドバンテスト<6857>が続伸したほか、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>なども買いが優勢だった。フジ・メディア・ホールディングス<4676>も上値追いが続いている。IHI<7013>が商いを伴い上値を伸ばし、ディー・エヌ・エー<2432>も上昇した。任天堂<7974>が高く、野村マイクロ・サイエンス<6254>、ノジマ<7419>が急騰。NJS<2325>、プレステージ・インターナショナル<4290>、AREホールディングス<5857>なども値を上げた。  半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調なほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。ルネサスエレクトロニクス<6723>が安く、キーエンス<6861>の下げも目立つ。マキタ<6586>が急落、FIG<4392>、ユーグレナ<2931>、ベステラ<1433>なども安い。Appier Group<4180>も大きく利食われた。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、任天堂 <7974>、ブリヂストン <5108>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約168円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファナック <6954>、ダイキン <6367>、日東電 <6988>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約76円。  東証33業種のうち上昇は24業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)その他製品、(3)空運業、(4)非鉄金属、(5)水産・農林業。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)その他金融業、(3)不動産業、(4)機械、(5)化学。 ■個別材料株 △日本電技 <1723> [東証S]  第3四半期営業利益47%増。 △リベラウェア <218A> [東証G]  KDDIスマートドローンとの業務提携締結を材料視。 △AIFCG <254A> [東証S]  子会社設立し暗号資産投資事業を開始。 △Synspective <290A> [東証G]  米国に子会社2社を設立へ。 △ジェネパ <3195> [東証G]  27年10月期を最終年度とする中期経営計画を策定。 △AGS <3648> [東証S]  25年3月期業績予想を上方修正。 △三井海洋 <6269> [東証P]  ブルーアンモニアFPSOのAiPをABSから取得。 △東邦レマック <7422> [東証S]  24年12月期最終利益を上方修正。 △ノジマ <7419> [東証P]  25年3月期業績予想を大幅増額し営業31%増益見通しに。 △東邦レマック <7422> [東証S]  24年12月期最終利益を上方修正。 ▼スピー <4499> [東証S]  公募・売り出しの受渡日で見切り売り膨らむ。 ▼イクヨ <7273> [東証S]  新株予約権発行で潜在的な希薄化を懸念。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)野村マイクロ <6254>、(2)ノジマ <7419>、(3)NJS <2325>、(4)JBCCHD <9889>、(5)山洋電 <6516>、(6)応用地質 <9755>、(7)PI <4290>、(8)AREHD <5857>、(9)愛知鋼 <5482>、(10)アイスタイル <3660>。  値下がり率上位10傑は(1)マキタ <6586>、(2)FIG <4392>、(3)ユーグレナ <2931>、(4)トーホー <8142>、(5)ベステラ <1433>、(6)Appier <4180>、(7)パークシャ <3993>、(8)MARUWA <5344>、(9)クロスマーケ <3675>、(10)トーメンデバ <2737>。 【大引け】  日経平均は前日比99.19円(0.25%)高の3万9513.97円。TOPIXは前日比6.34(0.23%)高の2781.93。出来高は概算で17億5908万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1093、値下がり銘柄数は492となった。東証グロース250指数は652.60ポイント(3.39ポイント安)。 [2025年1月30日] 株探ニュース

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