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午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利1.085%に上昇
配信日時:2024/07/08 15:40
配信元:MINKABU
8日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。厚生労働省が朝方発表した5月の毎月勤労統計調査を受け、日銀による政策正常化が改めて意識された。
債券先物は前週末比9銭高の143円00銭で寄り付いた。5日に発表された6月の米雇用統計で労働需給の緩和が示されたことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げを開始するとの観測が強まるなか、同日の米長期債相場が3日続伸(金利は低下)したことが国内債の追い風となった。ただ、5月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)で、基本給にあたる所定内給与が前年同月比2.5%増と31年4カ月ぶりの高い伸びとなったことが債券相場に影響。市場で「賃金の上昇は追加利上げの時期を探る日銀にとって政策面で追い風になる」との見方が広がるとともに売りが優勢となり、午前10時20分過ぎには一時142円65銭まで下押した。その後は下げ渋る動きとなったものの、今週9~10日には日銀が国債買い入れの減額計画を巡って債券市場参加者会合を開くとあって積極的には動きにくく戻りは限定的だった。
先物9月限の終値は、前週末比18銭安の142円73銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末比0.015%上昇の1.085%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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