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米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け160円70銭台に軟化する場面も

配信日時:2024/07/04 07:57 配信元:MINKABU
 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=161円69銭前後と前日に比べて25銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=174円42銭前後と同95銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した6月の全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数は市場の予想以上に増加した。また、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月の非製造業(サービス業)景況感指数が悪化したこともあり、市場では米景気が減速に向かっている可能性が意識された。ただ、日銀と他の主要な中央銀行との政策金利が大きく開いていることから円が売られやすく、ドル円相場は160円78銭まで軟化したあとは切り返した。一方、欧州の政局不安が後退していることなどを背景に、ユーロは対ドルや対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0786ドル前後と前日に比べて0.0040ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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