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香港中銀、金利を5.75%に据え置き 米FRBに追随

配信日時:2024/02/01 14:14 配信元:REUTERS

[香港 1日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は1日、米連邦準備理事会(FRB)の決定に合わせ、政策金利の基準金利を5.75%に据え置いた。

FRBは1月30─31日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%に据え置いた。パウエル議長は、政策金利はピークに到達した可能性が高いとし、「今年のある時点で」利下げに踏み切る公算が大きいと述べた。

HKMAは声明で、「FRBの利下げ開始時期も、その後の金利の道筋も依然不透明だ。高金利の環境はしばらく続く可能性がある」と指摘。FRBの今後の政策決定は新たな統計や見通しの変化、リスクバランス次第になるとの見方を示した。

香港は香港ドルを1米ドル=7.75ー7.85香港ドルの範囲に抑える「ドルペッグ制」を採用しており、金融政策を米国に連動させている。

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