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ブラジル中銀、5会合連続で0.5%利下げ 緩和ペース維持を示唆

配信日時:2024/02/01 08:16 配信元:REUTERS

Marcela Ayres

[ブラジリア 31日 ロイター] - ブラジル中央銀行は31日の金融政策委員会(COPOM)で、5会合連続となる50ベーシスポイント(bp)の利下げを決定し、同じペースでの利下げを継続する方針を示唆した。

COPOMは全会一致で11.25%への利下げを決定。ロイター調査ではエコノミスト44人全員が50bp利下げを予想していた。

中銀は声明で「シナリオが予想通りに進展した場合、委員会は次の会合(next meetings)における同規模の追加引き下げを全会一致で予想し、このペースがディスインフレのプロセスに必要な収縮的金融政策の維持に適切だと判断している」とした。

カンポス・ネト総裁は昨年12月、50bpの幅での追加利下げ示唆について、次の2会合でその方針を維持することを想定していると説明していた。

今回も同様のトーンを維持したことから、5月まで50bpの利下げを継続し、昨年8月に開始した緩和サイクルを維持することを示唆した格好だ。

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