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キヤノン、24年12月期営業益予想15.9%増 半導体がけん引
配信日時:2024/01/30 15:17
配信元:REUTERS
Miho Uranaka
[東京 30日 ロイター] - キヤノンは30日、2024年12月期の通期連結営業利益(米国会計基準)が、前年比15.9%増の4350億円になるとの見通しを発表した。半導体露光装置と医療機器の伸びが利益をけん引する。IBESがまとめたアナリスト12人のコンセンサス予想平均値の4110億円を上回った。
浅田稔専務執行役員は会見で、半導体露光装置について、メモリー向けが回復過程だが、パワー半導体や生成AI(人工知能)に使われるGPU(画像処理半導体)などを中心に、販売台数を前年の187台から247台まで伸ばすと説明。24年は半導体向けで「大幅な売り上げ増を見込む」とした。
昨年10月に販売を開始した最先端半導体向け「ナノインプリントリソグラフィ」装置は、売り上げ貢献は未定として今期業績には織り込んでいないが、顧客から「想定以上の反応を得ている」という。先行するオランダASMLの極端紫外線(EUV)露光装置に対して、コストや消費電力の点でメリットがあるとされ、まずは、NAND型フラッシュメモリーやDRAMの量産用途への活用を想定している。
医療機器などのメディカル事業については、24年の新製品発売に加えて、昨年投入した製品の売り上げも寄与すると述べた。
同時に発表した23年12月期の連結営業利益は前年比6.2%増の3754億円だった。3年連続の増収増益を達成したが、会社見通しは下回った。中国や欧州の景気が想定よりも悪化したのに加えて、半導体やメディカルの分野では、顧客の人手不足による影響もあった。
浅田氏によると、受注は順調で、メディカルについては今年の売り上げの半分、半導体も7割程度積み上がっているという。
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