１７日の米株式市場の概況、早期利下げ観測の後退でＮＹダウ３日続落

　１７日の米株式市場で、ＮＹダウは前日比９４．４５ドル安の３万７２６６．６７と３日続落した。昨年１２月の米小売売上高が市場予想を上回る伸びとなった。好調な個人消費を背景に早期の利下げ観測が後退し、主力株への売りを促した。 　キャタピラー＜CAT＞やウォルト・ディズニー＜DIS＞が売られ、モルガン・スタンレー＜MS＞とチャールズシュワブ＜SCHW＞が軟調に推移。フォード・モーター＜F＞が安く、フィスカー＜FSR＞が急落した。半面、ボーイング＜BA＞とユナイテッドヘルス・グループ＜UNH＞は上昇した。 　ナスダック総合株価指数は８８．７２５ポイント安の１万４８５５．６２２と続落した。インテル＜INTC＞とテスラ＜TSLA＞が売られ、アップル＜AAPL＞が冴えない展開。アマゾン・ドット・コム＜AMZN＞やブロードコム＜AVGO＞、エヌビディア＜NVDA＞も安い。一方、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞はしっかり。ペイパル・ホールディングス＜PYPL＞が持ち直し、インピンジ＜PI＞は大幅高となった。 出所：MINKABU PRESS

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