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東京株式(大引け)=141円安、一時600円超高も後場値を消し安値引け
配信日時:2024/01/17 15:52
配信元:MINKABU
17日の東京株式市場は朝方は買いが先行し、日経平均は大幅高で3万6000円台に乗せたが、後場は値を消す展開となり、結局この日の安値圏で引けた。
大引けの日経平均株価は前営業日比141円43銭安の3万5477円75銭と続落。プライム市場の売買高概算は19億6260万株、売買代金概算は5兆2787億円。値上がり銘柄数は486、対して値下がり銘柄数は1114、変わらずは57銘柄だった。
きょうの東京市場は、朝方は円安進行を背景に主力ハイテク株中心に大きく買いが先行。前日の欧米株市場が総じて軟調な動きだったにもかかわらず、リスク選好の地合いで、寄り後も次第高。前場中ごろには600円を超える上昇で3万6200円台まで水準を切り上げた。しかし、その後は利益確定を急ぐ動きが表面化した。目先過熱感が意識されるなか、先物主導で売り優勢の地合いに変わり、日経平均は後場に入るとマイナス圏に沈んだ。途中戻り足をみせる場面もあったが、引けにかけて売り直され、ほぼ安値引けとなった。アジア株市場が全面安商状に売られたほか、米株価指数先物が軟調に推移したことも嫌気された。なお、売買代金は5兆2000億円を上回る記録的な活況相場となった。
個別では、東京電力ホールディングス<9501.T>が下落したほか、ファーストリテイリング<9983.T>も冴えない。信越化学工業<4063.T>が値を下げ、任天堂<7974.T>、ソシオネクスト<6526.T>も売りに押された。富士通<6702.T>が安く、三菱重工業<7011.T>も水準を切り下げた。ヤマエグループホールディングス<7130.T>が値下がり率トップに売り込まれ、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が急落、Gunosy<6047.T>も急反落となった。
半面、レーザーテック<6920.T>が大商いで上昇、川崎汽船<9107.T>も商いを膨らませプラス圏で着地した。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>が堅調、ソフトバンクグループ<9984.T>も値を上げた。キーエンス<6861.T>が高く、伊藤忠商事<8001.T>、三井物産<8031.T>など総合商社も物色された。さくらインターネット<3778.T>がストップ高で買い物を残す人気となり、DDグループ<3073.T>も値を飛ばした。このほか、霞ヶ関キャピタル<3498.T>が活況高。
出所:MINKABU PRESS
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