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【↓】日経平均 大引け| 7日ぶり反落、高値警戒感から利益確定売りが優勢 (1月16日)
配信日時:2024/01/16 18:21
配信元:MINKABU
日経平均株価
始値 35909.20
高値 35955.68(09:00)
安値 35587.53(10:28)
大引け 35619.18(前日比 -282.61 、 -0.79% )
売買高 15億3332万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆9416億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は7日ぶり反落、高値警戒感から利食い優勢に
2.前日の米株休場で材料難、円安進行は株価の下支え材料
3.後場に日経平均は3万5600円近辺を下限にもみ合い続く
4.値下がり数は全体の83%に達し、売買代金は4兆円割れ
5.半導体主力銘柄が軟調となるも、海運株の強さが際立つ
■東京市場概況
前日の米国市場は、キング牧師誕生日の祝日のため休場だった。
東京市場では、前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難のなか利益確定売りが優勢となり、日経平均株価は久しぶりに下値を試す展開となった。
16日の東京市場は、利益確定売りが優勢だった。前引けにかけていったん下げ渋ったが、後場に売り直された。特に売り材料が発現したわけではないものの、前日までの日経平均大幅上昇の反動が出た形。前日の米国株市場がキング牧師の誕生日で休場だったことで手掛かり材料に乏しいなか、高値警戒感から保有株のポジションを調整する動きが目立った。ただ、外国為替市場では円安が進行しており、これが全体相場の下支え要因となっている。日経平均は後場に入って3万5600円近辺を下限とするもみ合いを続けたが、プライム市場の値下がり銘柄数は全体の83%に達した。一方、売買代金は活況だったものの3兆9000億円台にとどまっており、今月5日以来となる4兆円台割れとなった。
個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力銘柄が軟調、任天堂<7974>も下落した。三菱重工業<7011>、伊藤忠商事<8001>なども下値を探る展開に。前日ストップ安に売り込まれたSHIFT<3697>が続急落となった。ソフトバンクグループ<9984>が軟調、日立製作所<6501>、キーエンス<6861>も売られた。テラスカイ<3915>、日本国土開発<1887>、東京産業<8070>、FPパートナー<7388>などが大幅安。
半面、川崎汽船<9107>が大商いで上値追いを継続、日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株の強さが際立った。ソシオネクスト<6526>も堅調。さくらインターネット<3778>は大商いで値上がり率トップとなった。古野電気<6814>、サムコ<6387>が急騰、いちご<2337>、フィックスターズ<3687>、佐鳥電機<7420>なども値を飛ばした。このほか、沖電気工業<6703>も物色人気に。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はOLC <4661>、アステラス <4503>、京セラ <6971>、イオン <8267>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約19円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、ダイキン <6367>、豊田通商 <8015>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約113円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)ゴム製品、(4)石油石炭製品、(5)鉄鋼。一方、下落率の上位5業種は(1)繊維製品、(2)倉庫運輸関連、(3)水産・農林業、(4)その他製品、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△いちご <2337> [東証P]
1200万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△日創プロニ <3440> [東証S]
納期前倒しで24年8月期業績予想を上方修正。
△串カツ田中 <3547> [東証S]
既存店強化で24年11月期営業益予想14%増。
△Fスターズ <3687> [東証P]
新たにデータセンター事業開始と発表。
△ココナラ <4176> [東証G]
9~11月期営業黒字化で通期計画も超過。
△アスマーク <4197> [東証S]
今期最終最高益更新・初配当72円計画を評価。
△トリプルアイ <5026> [東証G]
公営競技向けソリューション提供で日本トーターと業務提携。
△JALCO <6625> [東証S]
今3月期営業利益大幅増額で前期比倍増予想に。
△古野電 <6814> [東証P]
24年2月期営業利益予想を上方修正。
△エフ・コード <9211> [東証G]
BINKSの子会社化を材料視。
▼日本国土開発 <1887> [東証P]
24年5月期業績及び配当予想を下方修正。
▼出前館 <2484> [東証S]
9~11月期GMV・オーダー数減を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)古野電 <6814>、(3)サムコ <6387>、(4)いちご <2337>、(5)Fスターズ <3687>、(6)佐鳥電機 <7420>、(7)Gunosy <6047>、(8)恵和 <4251>、(9)Jディスプレ <6740>、(10)鎌倉新書 <6184>。
値下がり率上位10傑は(1)テラスカイ <3915>、(2)日本国土開発 <1887>、(3)東京産 <8070>、(4)FPパートナ <7388>、(5)ジャステック <9717>、(6)ヨシムラHD <2884>、(7)ギフティ <4449>、(8)日本マイクロ <6871>、(9)トレファク <3093>、(10)ローツェ <6323>。
【大引け】
日経平均は前日比282.61円(0.79%)安の3万5619.18円。TOPIXは前日比20.62(0.82%)安の2503.98。出来高は概算で15億3332万株。東証プライムの値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は1381となった。東証グロース250指数は706.96ポイント(3.17ポイント安)。
[2024年1月16日]
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