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午後3時のドルは146円前半へじり高、米金利高が支え

配信日時:2024/01/16 15:45 配信元:REUTERS

Shinji Kitamura

[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の146円前半で取引されている。米10年債利回りが4%台を回復したことなどが手掛かりとなり、ドルは全般に底堅い動きとなった。

ドルは朝方の145円半ばを底に午後にかけてじり高となり、一時146.26円まで上昇。11日につけた1カ月ぶり高値の146円半ばへ迫った。休場明けの米10年債利回りがアジア市場の時間外取引で、前週末の3.93%付近から水準を切り上げて取引されたことが支えになったという。

ドルは対円以外でも堅調で、対豪ドルやスイスフラン、カナダドルなどで、ともに1カ月ぶり高値を更新した。対ユーロでも1週間ぶり高値を付けた。

もっとも、米休場明けでアジア市場の取引は普段より少なめで「方向感が明確だったわけでもない」(外銀関係者)という。ドル高の背景も、中東情勢の緊張によるリスク回避とみる声もあれば、米共和党の大統領候補指名争いの初戦となったアイオワ州の党員集会で、トランプ前大統領の勝利が確実になったことを挙げる向きもあった。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 146.15/146.18 1.0914/1.0918 159.52/159.56

午前9時現在 145.79/145.80 1.0943/1.0947 159.55/159.59

NY午後5時 145.72/145.75 1.0948/1.0952 159.61/159.64

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