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11日の米株式市場の概況、米金利低下支えにNYダウは小幅続伸

配信日時:2024/01/12 08:16 配信元:MINKABU
 11日の米株式市場では、NYダウが前日比15.29ドル高の3万7711.02ドルと小幅に続伸した。米国の30年債入札が堅調な結果となったことを受け米金利に低下圧力が掛かり、ハイテク株の支えとなった。2023年12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇。11月から伸び率が拡大し、市場予想を上回った。早期の利下げ観測が後退したと受け止めた投資家の売りが膨らみ、NYダウは一時270ドル強の下げとなったが、その後は持ち直す展開となった。  セールスフォース<CRM>やナイキ<NKE>が買われ、エスティ・ローダー<EL>、スポティファイ・テクノロジー<SPOT>がしっかり。スリーエム<MMM>やトラベラーズ<TRV>が底堅く推移した。一方、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やボーイング<BA>が軟調。シティグループ<C>やサウスウエスタン・エナジー<SWN>、KBホーム<KBH>が下落した。  ナスダック総合株価指数は0.535ポイント高の1万4970.185と小幅に5日続伸した。マイクロソフト<MSFT>が堅調。エヌビディア<NVDA>やブロードコム<AVGO>、ネットフリックス<NFLX>、チェサピーク・エナジー<CHK>が高く、ドキュサイン<DOCU>が大きく水準を切り上げた。半面、テスラ<TSLA>やワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>が売られ、ハーツ・グローバル・ホールディングス<HTZ>が大幅安。イーベイ<EBAY>やルーシッド・グループ<LCID>が下値を探り、アップル<AAPL>やテキサス・インスツルメンツ<TXN>が冴えない。 出所:MINKABU PRESS

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