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ビットコイン強含み、米SECがETF承認

配信日時:2024/01/11 14:12 配信元:REUTERS

[シンガポール 11日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ビットコインは11日のアジア時間の取引で、強含みで推移している。米証券取引委員会(SEC)は10日、ビットコインの現物に連動する上場投資信託(ETF)11本を承認したと発表した。米国でビットコイン現物ETFが承認されるのは初めて。

ブラックロック、アーク・インベストメンツ/21シェアーズ、フィデリティ、インベスコ、VanEckなどの申請を承認。早ければ11日にも取引が開始される。

ビットコインは4万6337ドルとほぼ横ばいで推移。ETF承認への期待感から昨年は156%上昇し、今週は4万7897ドルと1年9カ月ぶりの水準に上昇した。

イーサは10日に2644ドルと2022年5月以来の高値を記録し、直近では0.2%上昇の2590.20ドル。

コインベース・インスティテューショナルのブレット・テジポール氏は「承認は暗号資産市場の進化において極めて重要な瞬間」と指摘。「大手資産運用会社がこの商品を通じて多くの人々にデジタル資産の世界を提供することで、業界の成長が促進され、多額の新たな資本が流入する」と語った。

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