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日産の「ローグ」など45万台超を予備調査=米NHTSA

配信日時:2023/12/16 02:01 配信元:REUTERS

[15日 ロイター] - 米道路交通安全局(NHTSA)は15日、エンジンに欠陥の可能性あるとして日産自動車のスポーツタイプ多目的車(SUV)「ローグ」など3モデルの一部、約45万4840台の予備調査を始めたと発表した。エンジンが停止し、再始動ができなくなる恐れがあり、これまでに所有者らから6件の報告が寄せられた。

対象はローグの他にセダン「アルティマ」、高級車ブランド「インフィニティ」のSUV「QX50」。

これらの車はエンジン「KR15DDT」と「KR20DDET」を搭載しており、所有者らはエンジンの不具合や出力低下、エンジンからのノック音発生、油受けでの金属塊や削りくずの発見を報告した。

NHTSAによると、日産はメーンベアリングとLリンクの損傷や、エンジンの焼き付きを防ぐために製造工程を複数回にわたって変更してきた。

NHTSAは、必要になれば調査を拡大する可能性があると説明している。

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