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FRB、金利据え置き 引き締め終了を示唆

配信日時:2023/12/14 04:30 配信元:REUTERS

[ワシントン 13日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は12月12日─13に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。据え置きは3会合連続。同時に発表した最新の金利・経済見通しで、過去約2年にわたって実施した歴史的な金融引き締めは終わりを告げ、来年には金利が低下し始める可能性が示唆された。

FRBはFOMC声明で、インフレは過去1年間で緩和したとの認識を示し、追加利上げが必要かどうか経済情勢を見守ると表明。追加利上げは必要ない可能性があることが示唆された。

金利・経済見通しでは、19人の政策担当者のうち17人が2024年末には政策金利が現在よりも低下するとの予想を示した。中央値では、FF金利誘導目標は現在の5.25─5.50%から0.75%ポイント低下するとの予想が示された。来年末までに金利が上昇するとの予想はなかった。

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