Reuters Japan Online Report Business News
中国11月CPI、過去3年で最大の落ち込み PPI下落幅拡大
配信日時:2023/12/09 17:04
配信元:REUTERS
[北京 9日 ロイター] - 中国国家統計局が9日発表した11月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)が過去3年で最も落ち込み、生産者物価指数(PPI)も下落幅が拡大した。内需の弱さが景気回復に影を落とす中、デフレ圧力の高まりを示した。
CPIは前年比、前月比ともに0.5%下落。ロイターがまとめた市場予想(前年比、前月比ともに0.1%下落)よりも大幅なマイナスとなった。前年比の下落率は2020年11月以来の大きさ。
エコノミスト・インテリジェンス・ユニットのシニアエコノミスト、Xu Tianchen氏は今回のデータについて、政策当局者の懸念材料になると指摘。世界的なエネルギー価格の下落、冬の旅行ブーム後退、慢性的な供給過剰を要因に挙げた。
「デベロッパーや地方政府がレバレッジ縮小を続け、世界的な景気減速も見込まれることから2024年も下押し圧力は高まるだろう」と述べた。
食品と燃料を除いた前年比のコアインフレ率は0.6%で10月と同じだった。
ジョーンズ・ラング・ラサールのチーフエコノミスト、ブルース・パン氏は、コアCPIの弱さは持続的な需要低迷に対する警告で、中国がより持続可能でバランスの取れた成長を目指すなら、これに対処することが優先すべき政策になると述べた。
PPIは前年比3.0%下落し、14カ月連続のマイナスとなった。下落率は8月以来の大きさ。市場予想は2.8%下落、10月は2.6%下落だった。
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況