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米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時150円29銭まで軟化

配信日時:2023/11/17 07:55 配信元:MINKABU
 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円73銭前後と前日に比べ60銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=163円57銭前後と同60銭強のユーロ安・円高だった。  この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数は、23万1000件と前週の改定値から1万3000件増加し、市場予想(22万件)以上に増えたことで労働需給の緩和が意識された。また、米連邦準備理事会(FRB)が公表した10月の鉱工業生産指数が市場予想を下回ったほか、全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した11月の住宅市場指数が11カ月ぶりの低水準となったこともドルの重荷となった。FRBによる追加利上げ観測が一段と後退するなか、米長期金利が低下するとともに日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いに押され、ドル円相場は一時150円29銭まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0852ドル前後と前日に比べて0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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