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11月米住宅建設業者指数、4カ月連続低下 先行き改善期待も=NAHB

配信日時:2023/11/17 01:54 配信元:REUTERS

Amina Niasse

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が16日発表した11月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は34に低下した。10月は40だった。4カ月連続で低下し、2022年12月以来の低水準となった。

ただ、高水準の住宅ローン金利が低下する兆しが見え、経済全体の信用状況が緩和される見通しであることから、今後数カ月に信頼感は改善する可能性がある。

NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディーツ氏は「11月も建設業者のセンチメントは低下したが、最近のマクロ経済データは今後数カ月間の住宅建設状況の改善を示している。住宅ローン金利がやや低下すれば住宅需要が刺激され、12月の市況に対する業者の見方は改善する可能性が高い」と述べた。

購入者のトラフィックを示す指数は、22年12月以来の低水準となる21まで低下した。

11月に価格を引き下げた建設業者の割合は36%で、22年11月以来の高水準となった。特に南部と西部を拠点とする業者からの引き下げ報告が多く見られた。

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