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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.785%に低下
配信日時:2023/11/16 15:59
配信元:MINKABU
16日の債券市場で、先物中心限月12月限は3日続伸。ただ、朝方に145円38銭まで上伸したあと145円14銭まで下押す場面があり、相場の方向感はつかみにくかった。
米長期金利は15日に再び4.5%台に上昇した。同日に発表された10月の米小売売上高が市場予想ほど落ち込まなかったほか、11月のニューヨーク連銀製造業景況感指数が予想外のプラスに改善したことが背景。また、米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁が15日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで「時期尚早に利上げ終了宣言すべきではない」との認識を示し、これが国内債の売り材料になった面もあった。とはいえ、14日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)に続き、15日に発表された10月の米卸売物価指数(PPI)もインフレ鈍化を示す内容となったことから、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測は後退したままで、この日の時間外取引では米長期金利の上昇が一服。この日の東京市場では新規の手掛かりに乏しかったこともあり、債券先物は米長期金利の動向を横目でにらみながらの神経質な展開だった。なお、財務省が実施した流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)は、応札倍率が3.81倍と前回の3.48倍を上回ったが、市場では無難と受け止める向きが多く相場の反応は限定的だった。
先物12月限の終値は、前日比8銭高の145円33銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.785%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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