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バチカンが独VWと契約、全公用車を30年までにEV切り替え

配信日時:2023/11/16 11:13 配信元:REUTERS

Philip Pullella

[バチカン市 15日 ロイター] - バチカン(ローマ教皇庁)は15日、2030年までに全公用車を電気自動車(EV)に切り替えるため、独フォルクスワーゲン(VW)と「パートナーシップ合意」に調印したと明らかにした。

声明は金銭的な条件を明らかにしていないが、契約は同社とチェコ子会社シュコダ車の中長期リースを含むとした。

VWとの合意対象に最終的に教皇専用車(パパモービル)が含まれるかは不明。現在はメルセデス車が使用されている。

ローマ教皇フランシスコ(86)は環境保護を主要な理念の一つに据えており、化石燃料脱却を繰り返し求めている。バチカンは、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現と再生可能エネルギー移行を長期目標に掲げている。

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