後場の寄り付き概況

後場の日経平均は176円高でスタート、コマツやオリックスなどが高い

配信日時:2023/04/12 13:07 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28099.83;+176.46TOPIX;2007.17;+15.32


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比176.46円高の28099.83円と、前引け(28096.74円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は28080円-28110円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=133.80-90円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が小幅に上昇して始まった後は底堅い動きで0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後も売りに押され0.8%ほど下落している。

 後場の日経平均は、前引けとほぼ同水準で始まった。ダウ平均先物が時間外取引で概ね底堅く推移していることや、外為市場で円安・ドル高方向に振れていることが、東京市場の株価支援要因となっているもよう。一方、今晩、3月の米消費者物価指数
(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあるようだ。

 セクターでは、鉱業、海運業、卸売業が上昇率上位となっている一方、精密機器、空運業、不動産業が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、コマツ<6301>、住友商事<8053>、丸紅<8002>、三井物産<8031>、INPEX<1605>、郵船<9101>、三菱商事<8058>、オリックス<8591>、信越化<4063>、川崎船<9107>が高い。一方、SHIFT
<3697>、ゆうちょ銀行<7182>、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、東エレク<8035>、村田製<6981>、メルカリ<4385>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、JT<2914>が下落している。

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