後場の寄り付き概況

後場の日経平均は66円高でスタート、コマツやJR東などが高い

配信日時:2023/03/08 12:55 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28375.70;+66.54TOPIX;2047.65;+2.67


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比66.54円高の28375.70円と、前引け(28370.92円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は28350円-28390円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=137.60-70円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で方向感のない動きで0.3%ほど下げている一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に下げ幅を拡大し2.4%ほど大幅に下げている。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。外為市場で円安・ドル高傾向が続いていることが東京市場で安心感となっている一方、今週は週末10日に日銀金融政策決定会合の結果公表や、2月の米雇用統計発表を控えていることに加え、今日は香港ハンセン指数が大幅に下げていることが警戒されていることもあり、積極的に上値を追う動きは見られない。

 セクターでは、小売業、陸運業、不動産業が上昇率上位となっている一方、鉱業、非鉄金属、鉄鋼が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、大阪チタ<5726>、邦チタニウム<5727>、JR東海<9022>、日本郵政<6178>、JR東<9020>、JAL<9201>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、ファーストリテ<9983>、コマツ<6301>が高い。一方、日産自<7201>、住友鉱<5713>、INPEX<1605>、リクルートHD
<6098>、ソフトバンクG<9984>、伊藤忠<8001>、日本製鉄<5401>、信越化<4063>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>が下落している。

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