後場の寄り付き概況

後場の日経平均は48円安でスタート、ロームやディスコなどが下落

配信日時:2023/03/02 12:54 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27467.60;-48.93TOPIX;1992.14;-5.67


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比48.93円安の27467.60円と、前引け(27495.69円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は27460円-27500円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=136.30-40円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退となっている一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後はマイナス圏で推移し0.7%ほど下落している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日経平均が27500円を下回る場面では押し目買いが見られる一方、朝方堅調だったダウ平均先物が午前の中頃から伸び悩んでいることや、香港ハンセン指数が軟調なことなどが東京市場の株価の重しとなっているようだ。ただ、売り急ぐ動きは見られず、後場寄り後は底堅く推移している。

 セクターでは、電気・ガス業、証券商品先物、精密機器が下落率上位となっている一方、非鉄金属、鉄鋼、パルプ・紙が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ローム<6963>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、日本電産<6594>、東エレク<8035>、メルカリ<4385>、花王<4452>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>が下落。一方、大阪チタ<5726>、邦チタニウム<5727>、住友鉱<5713>、ファーストリテ<9983>、JFE<5411>、三井物産<8031>、日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>、商船三井<9104>、東京海上<8766>が上昇している。

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