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FRB理事時代のパウエル氏、18年以降の緩やかな利上げ主張=議事録
配信日時:2023/01/16 11:00
配信元:REUTERS
[13日 ロイター] - 2017年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備理事会(FRB)の理事だったパウエル氏が利上げのリスクバランスをより適切に見極めるため、緩やかなペースで利上げを進めるべきだと主張していたことが、13日公開の議事録で明らかになった。パウエル氏は翌18年2月にFRB議長に就任し、コロナ禍までは実際、慎重な姿勢に徹していた。
パウエル氏は「私は経済の過熱リスクと、低過ぎるインフレが執拗に続くことのリスクのバランスを取る必要があると考える」と発言し、金融緩和の巻き戻しに当たっては緩やかなアプローチが適切だと主張していた。緩やかなペースにすれば「われわれは労働市場のひっ迫度合いとインフレ基調の双方をより良く評価することが可能になる」と述べていた。
17年当時の米経済は成長が高まり失業率が16年強ぶりの低水準まで下がっていたが、インフレ率は中銀目標の2%に届いていなかった。FOMCは17年に0.25%幅で3度利上げし、9月会合ではバランスシートの縮小開始を決定。17年の別のFOMCの議事録では、当時のブレイナード理事はバランスシート縮小開始の重要事項を決めることについて、会見予定のある9月会合の方がイエレン議長が詳細に説明できるとし、会見の設定のない7月会合で決めるメリットはないと主張していたことも分かった。
FRBは現在はFOMC後に毎回パウエル議長が記者会見を行っているが、当時はFOMC後の会見は四半期に一度のペースだった。
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