東京マーケット・サマリー(13日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 128.36/38 1.0847/51 139.25/29
NY午後5時 129.22/25 1.0846/50 140.29/33
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の128円前半。米利上げペースの減速と、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)撤廃も含めた日銀の政策修正に対する思惑からドル安/円高圧力が強い状況は変わらなかった。夕刻に入って、ドル/円は一段安となっている。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 26119.52 -330.30 26391.78 26,090.84─26,409.21
TOPIX 1903.08 -5.10 1902.94 1,899.43─1,914.94
プライム指数 979.35 -2.58 979.16 977.47─985.44
スタンダード指数 997.45 -2.54 998.70 997.04─1,002.60
グロース指数 932.86 -8.94 936.19 930.56─942.28
東証出来高(万株) 147983 東証売買代金(億円) 34556.01
東京株式市場で日経平均は、前営業日比330円30銭安の2万6119円52銭と6日ぶりに反落して取引を終えた。前日に決算を発表したファーストリテイリングが大幅に下落し、指数にマイナス寄与。米消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化して円高が進行し、輸出株を中心に売りが出たことも重しとなった。市場の関心は、来週の日銀会合に向かっているとの指摘も聞かれた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが597銘柄(32%)、値下がりは1171銘柄(63%)、変わらずは70銘柄(3%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.035
ユーロ円金先(23年3月限) 99.905 (-0.005)
安値─高値 99.905─99.905
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.035%になった。前営業日(マイナス0.022%)を下回った。「積み最終日で調達を控える動きがあったほか、オファーも多めに出た」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・23年3月限 144.41 (-0.76)
安値─高値 144.15─144.82
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.500% (変わらず)
安値─高値 0.545─0.500%
国債先物中心限月3月限は前営業日比76銭安の144円41銭と続落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.500%。一時0.545%と日銀が許容変動幅上限の0.5%を超え、2015年5月以来の高水準を付けた。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.36─0.26
3年物 0.48─0.38
4年物 0.58─0.48
5年物 0.68─0.58
7年物 0.88─0.78
10年物 1.10─1.00