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第4四半期の仏GDP、前期比+0.1%の公算=中銀

配信日時:2023/01/11 17:21 配信元:REUTERS

[パリ 11日 ロイター] - フランス中央銀行は11日、昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)が前期比0.1%増となった公算が大きいと指摘した。

企業経営者8500人を対象とした月間調査を基に推計値をまとめた。

フランス国立統計経済研究所(INSEE)は31日に第4・四半期のGDP統計を発表する。

10月は製油所のストライキで自動車燃料の供給が打撃を受け、製造業、小売り、外食産業の重しとなったが、11月と12月は事業活動が上向いた。

10月は記録的な数の原子力発電所が保守点検作業のため稼働を停止したことも、経済活動を圧迫したが、四半期末にかけて稼働再開が段階的に進んだ。

12月にサプライチェーンの問題を報告した製造業の企業は全体の41%で、4月の64%から減少した。

製造業の企業の37%は1月に値上げを計画。建設業は50%、サービス業は33%だった。

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