後場の寄り付き概況

後場の日経平均は246円高でスタート、HOYAやファナックなどが高い

配信日時:2023/01/11 12:58 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26422.38;+246.82TOPIX;1898.17;+17.29


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比246.82円高の26422.38円と、前引け(26457.56円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の225先物は26370円-26410円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=132.50-60と午前9時頃から40銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が0.2%程度上昇した水準で推移する一方、香港ハンセン指数は1.0%程度上昇している。両指数ともやや上値が重くなっている。後場の日経平均は前引けに比べやや売りが先行して始まった。香港ハンセン指数が上昇しているほか、ダウ平均先物や上海総合指数も上値は重いものの底堅く推移しており、東京市場の株価下支え要因となっているもよう。一方、明日発表予定の12月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、一段の上値追いには慎重姿勢のようだ。

 セクターでは、鉄鋼、精密機器、電気機器が上昇率上位となっている一方、空運業、パルプ・紙、陸運業が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、安川電<6506>、HOYA<7741>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、富士通<6702>、日本製鉄<5401>、F&LC<3563>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、ルネサス<6723>が高い。一方、第一三共<4568>、メルカリ<4385>、オリンパス<7733>、資生堂<4911>、エーザイ<4523>、JT<2914>、ホンダ<7267>が下落している。

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