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10日の米株式市場の概況、パウエル議長の講演通過でNYダウは反発

配信日時:2023/01/11 08:06 配信元:MINKABU
 10日の米株式市場では、NYダウが前日比186.45ドル高の3万3704.10ドルと反発した。    スウェーデンで開催された中央銀行の独立性に関するシンポジウムでのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が注目されていたが、同議長は金融政策に関して踏み込んだ発言は行わなかった。市場は、タカ派的な発言を警戒していただけに、安心感からの買いが優勢となった。ただ、12日の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見姿勢も強かった。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アマゾン<AMZN>といった主力ハイテク株が高く、エヌビディア<NVDA>や台湾積体電路製造(TSMC)ADR<TSM>も堅調。JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>も値を上げた。半面、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>やウォルマート<WMT>、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>が安く、テスラ<TSLA>やコカ・コーラ<KO>が値を下げた。  ナスダック総合株価指数は106.980ポイント高の1万0742.630と3日続伸した。 出所:MINKABU PRESS

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