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ソニー・ホンダモビリティ、将来的なIPO検討=会長

配信日時:2023/01/06 09:21 配信元:REUTERS

[5日 ロイター] - ソニーグループとホンダの電気自動車(EV)合弁会社ソニー・ホンダモビリティの水野泰秀会長兼最高経営責任者(CEO)は5日、新規株式公開(IPO)の可能性について初期的な検討を行っていると明らかにした。

米ラスベガスで開幕したテクノロジー見本市「CES」で記者団に語った。

4日に公開した試作車「AFEELA(アフィーラ)」など高価値EVの生産にはかなりのコストがかかるとし、資金調達手段の一つとして株式公開が検討されていると述べた。

ソニー・ホンダモビリティの当初目標は財務の自立だと語った。

納車時期については、2026年春に米国で、その後同年中に日本で予定しているとし、欧州、アジアや中東の一部を含む世界展開を計画していると述べた。

中国での販売も検討しているとし、中国は魅力的だが競争の激しいEV市場との見方を示した。

また、ホンダには広いディーラーネットワークがあるが、AFEELAはオンラインで販売すると説明。車両の点検・修理などの方法は検討中とした。

価格設定については、半導体や部材のコストが変動することからコメントを控えた。

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