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米インフレの抑制に「引き続き決意」=アトランタ連銀総裁

配信日時:2023/01/06 00:03 配信元:REUTERS

[ワシントン 5日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は5日、インフレは米経済が現在直面している最大の逆風であり、米連邦準備理事会(FRB)が掲げる2%の物価目標まで引き下げることに「引き続き決意している」と述べた。

アトランタ連銀のニューオリンズ支店で行われた会議の冒頭で「米国のインフレ率は高すぎる。私や連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策手段を用いてインフレ率を目標に近づけると引き続き決意している」と指摘。「物価上昇圧力が緩やかになる兆しを示す最近の報告を高く評価するが、まだやるべきことはたくさんある」とした。

この日の研究会議は非公開だが「金融市場と金融政策の相互作用」に関する研究が協議されるとし、「ここで協議される研究は、基調的なインフレを引き下げる取り組みにおいて重要な要因を理解するために不可欠だ」とした。

自身の現時点での政策的見解や、1月31日─2月1日に行われる次回のFOMCに対する見方については言及しなかった。

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