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イタリア外相、ECB利上げ批判に同調 市場や家計に悪影響

配信日時:2022/12/16 16:54 配信元:REUTERS

[ローマ 16日 ロイター] - イタリアのタヤーニ外相兼副首相は16日、欧州中央銀行(ECB)の利上げを疑問視するのは正しいと発言、利上げは市場や家計に悪影響を及ぼすとの認識を示した。

同相はイタリア放送協会(RAI)ラジオとのインタビューで「私は欧州の利上げ決定には常々、非常に懐疑的だ」とし、利上げは経済成長に悪影響を及ぼすと主張。欧州のインフレは主にウクライナ戦争によるものだと述べた。

イタリアでは、クロセット国防相やサルビーニ・インフラ相兼副首相も過去に利上げを批判。

クロセット国防相は16日のツイートでは、利上げは「意味をなさない」とし、銀行の資本規制強化や国債購入の縮小は「まともではない」と批判した。

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