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海外投資家の中国債保有高、11月は10カ月連続で減少
配信日時:2022/12/16 05:15
配信元:REUTERS
[上海 15日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)上海本部は15日、中国の銀行間市場で取引される人民元建て債券の海外投資家保有高は10月末時点で3兆3300億元(4773億ドル)と前月の3兆3800億元から減少したと発表した。減少は10カ月連続で過去最長となったが、一部の市場関係者は資金流出圧力は近く緩和すると予想している。
トレーダーやアナリストによると、人民元安、ドル高、インフレ抑制に向けた世界的な引き締めを巡る中国と米国など他国との金融政策の相違が今年、海外投資家の中国債購入を思いとどまらせた主因という。
一方、米国の金融引き締めサイクルが近く終了する可能性があるため、こうした中国からの資金流出圧力が弱まることを見込む声もある。
JPモルガンは「米中債の利回り格差が最近、特に長期債でさらに縮小していることから、11月には債券からの資金流出圧力が一段と緩和された可能性がある」とした。
米中10年債の利回り格差は先月初に約152bpと15年ぶりの水準に拡大したが、11月末には78bpに縮小。15日時点では約58bpになっている。
OCBC銀行のアナリストは「中国債の利回りが上方に修正されれば、利回り格差が改善し、最終的には海外からの資金流入をある程度呼ぶことができる。特に、今年インデックスに組み入れられたにもかかわらず、資金が流出し、海外投資家のポジションが軽くなっている場合はなおさらだ」とした。
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