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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、財政不安やインフレ加速懸念が嫌気
配信日時:2022/12/14 09:48
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 103539.67 -1.71%
13日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1803.66ポイン安(-1.71%)の103539.67で取引を終了した。106689.38から103409.27まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を縮小させた。財政不安やインフレ加速懸念が嫌気され、売りが継続した。ブラジル中央銀行はこのほど、財政ルールの変更がインフレ加速を引き起こす恐れがあると警告。また、ブラジル経済シンク・タンクの責任者をめぐり、左派エコノミストの起用も引き続き嫌気されたもようだ。
【ロシア】MICEX指数 2174.38 +0.06%
13日のロシア株式市場は6日続落。主要指標のMOEX指数は前日比1.22ポイント高(+0.06%)の2174.38で取引を終了した。2154.52から2177.95まで上昇した。
後半は下値を探る展開を示したが、その後は徐々に買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨ルーブル安の進行が足かせとなった。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加したことも引き続き懸念材料となった。
【インド】SENSEX指数 62533.30 +0.65%
13日のインドENSEX指数は強含み。前日比402.73ポイント高(+0.65%)の62533.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同110.85ポイント高(+0.60%)の18608.00で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の米株高を受け、インド株も買いが先行。また、景気の回復期待が高まっていることも支援材料となった。農村部の自動車販売が回復していると報告されている。ほかに、環境市場の拡大観測や非化石燃料の使用促進予算が議会で通過したことが対象銘柄の物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3176.33 -0.09%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.72ポイント安(-0.09%)の3176.33ポイントと続落した。
国内の新型コロナウイルス感染動向が不安視される流れ。北京市で新型コロナ感染が急速に拡大している——などと報じられた。北京市衛生健康委員会の発表によると、11日の発熱外来の受診者は延べ2万2000人で、1週間前の16倍に急増し。当局は抗原検査キット2500万個を緊急配布したという。中国政府がコロナ対策を緩和した後、感染者の多数が自宅療養を選択。病院で診察を受けた感染者とPCR検査の受検者は減少傾向にある。一方、発熱外来の受診者とインフルエンザのような症状の患者は明らかに増加したという。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。翌年の経済政策方針を決める重要会議「中央経済工作会議」は今週15日にも開催される見通しだ。積極的な財政・金融政策が打ち出される——との観測が流れている。
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13日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1803.66ポイン安(-1.71%)の103539.67で取引を終了した。106689.38から103409.27まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を縮小させた。財政不安やインフレ加速懸念が嫌気され、売りが継続した。ブラジル中央銀行はこのほど、財政ルールの変更がインフレ加速を引き起こす恐れがあると警告。また、ブラジル経済シンク・タンクの責任者をめぐり、左派エコノミストの起用も引き続き嫌気されたもようだ。
【ロシア】MICEX指数 2174.38 +0.06%
13日のロシア株式市場は6日続落。主要指標のMOEX指数は前日比1.22ポイント高(+0.06%)の2174.38で取引を終了した。2154.52から2177.95まで上昇した。
後半は下値を探る展開を示したが、その後は徐々に買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨ルーブル安の進行が足かせとなった。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加したことも引き続き懸念材料となった。
【インド】SENSEX指数 62533.30 +0.65%
13日のインドENSEX指数は強含み。前日比402.73ポイント高(+0.65%)の62533.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同110.85ポイント高(+0.60%)の18608.00で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の米株高を受け、インド株も買いが先行。また、景気の回復期待が高まっていることも支援材料となった。農村部の自動車販売が回復していると報告されている。ほかに、環境市場の拡大観測や非化石燃料の使用促進予算が議会で通過したことが対象銘柄の物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3176.33 -0.09%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.72ポイント安(-0.09%)の3176.33ポイントと続落した。
国内の新型コロナウイルス感染動向が不安視される流れ。北京市で新型コロナ感染が急速に拡大している——などと報じられた。北京市衛生健康委員会の発表によると、11日の発熱外来の受診者は延べ2万2000人で、1週間前の16倍に急増し。当局は抗原検査キット2500万個を緊急配布したという。中国政府がコロナ対策を緩和した後、感染者の多数が自宅療養を選択。病院で診察を受けた感染者とPCR検査の受検者は減少傾向にある。一方、発熱外来の受診者とインフルエンザのような症状の患者は明らかに増加したという。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。翌年の経済政策方針を決める重要会議「中央経済工作会議」は今週15日にも開催される見通しだ。積極的な財政・金融政策が打ち出される——との観測が流れている。
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