後場の寄り付き概況

後場の日経平均は76円高でスタート、ラクスルやレーザーテックなどが上昇

配信日時:2022/12/13 13:05 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27919.24;+76.91TOPIX;1965.96;+8.63


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比76.91円高の27919.24円と、前引け(27946.09円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は27830円−27890円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=137.60−70円と午前9時頃と同水準。アジア市況は上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って軟調推移、一時上昇していたが下落に転じてきている。
後場の日経平均は引き続き心理的な節目の28000円を手前に上値の重い展開。今晩の米11月消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見ムードが強まっている。指標が予想を上振れればリスク回避的な地合いが予想される一方、指標が下振れてリスク選好的な地合いになっても、為替の円高・ドル安進行が日本株の上値を抑えると考えられ、主力の景気敏感株の手掛けにくさが意識されている。

 セクターでは海運、保険、鉱業を筆頭に全般買い優勢。一方、ゴム製品、電気・ガス、精密機器、不動産が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、決算を受けてラクスル<4384>が急伸。ほか、レーザーテック<6920>、郵船<9101>、東邦チタニウム<5727>、武田薬<4502>、ファーストリテ<9983>、商船三井<9104>、キーエンス<6861>、川崎汽船<9107>、東京海上<8766>、日本製鉄<5401>、日立<6501>なども高い。一方、東エレク<8035>、メルカリ<4385>、アドバンテスト<6857>、キヤノン<7751>などが軟調。

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