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FTX創業者、下院委公聴会はオンラインで証言 バハマ本社から

配信日時:2022/12/13 08:47 配信元:REUTERS

[ワシントン 12日 ロイター] - 経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業者・FTXの創業者、サム・バンクマンフリード氏は12日、同社破綻を巡る13日の米下院金融サービス委員会での公聴会にオンラインで参加し、証言する意向を示した。

この公聴会は、同氏が米議員の前に姿を現す初めての機会となる。

同氏は12日に行われたツイッター・スペースのイベントで、バハマから公聴会に「電話する」と発言。

FTXの本社があるバハマにとどまることが重要だとしたほか、「パパラッチの影響がかなり大きいため、今すぐ移動するのは難しい」と述べた。

バンクマンフリード氏の広報担当者は、同氏が対面で公聴会で証言しないことを確認した。FTXのジョン・レイ最高経営責任者(CEO)も公聴会に出席するが、対面なのかオンラインなのかは不明。

ハイブリッド形式で行われる公聴会は、米東部時間13日午前10時(1500GMT、日本時間14日午前0時)に開催される。

上院銀行委員会も14日にFTX破綻を巡る公聴会を開くが、バンクマンフリード氏は出席する予定はないとしている。

同委員会のシェロッド・ブラウン委員長(民主党)と共和党トップのパット・トゥーミー議員は、バンクマンフリード氏が出席を拒否したとし「前例のない説明責任の放棄だ」と批判する声明を発表した。

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