後場の寄り付き概況

後場の日経平均は336円安でスタート、ファーストリテや信越化学などが下落

配信日時:2022/10/20 13:08 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26921.34;-336.04TOPIX;1890.47;-14.59

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比336.04円安の26921.34円と、前引け(26954.15円)から下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は269000円~27020円のレンジで往って来い。ドル・円は1ドル=149.90−00円と午前9時頃と同水準。アジア市況では上海総合指数が軟調に推移しており、香港ハンセン指数は2.5%を超える下落率で大幅安の展開。後場の日経平均は下げ幅を広げ、再び26900円台を割り込み、26800円台での推移。時間外取引でナスダック100先物が軟調なほか、ハンセン指数の大幅下落が投資家心理にマイナス影響を及ぼしているようだ。前日から本日にかけて、10月6、7日と同様に200日移動平均線を一度超えてから再び同線を割り込んでいることで、下落トレンドの延長が強く意識され、短期筋の仕掛け売りなどが膨らんでいると推察される。

 セクターでは精密機器、ガラス・土石、金属製品が下落率上位となっている一方、鉱業、銀行、ゴム製品のみが上昇となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、郵船<9101>、商船三井<9104>、ソニーG
<6758>、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>、信越化学<4063>が大きく下落。一方、レーザーテック<6920>、ダブル・スコープ<6619>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、NTT<9432>、ソシオネクスト<6526>などが上昇している。
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