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中国のテンセントとネットイースが海外ゲーム制作会社へ新たに投資

配信日時:2022/09/01 07:33 配信元:REUTERS

[香港/パリ 31日 ロイター] - オンラインゲーム事業を展開する中国インターネット大手2社が相次いで海外のゲーム制作会社向けの新たな投資に乗り出した。

騰訊控股(テンセント・ホールディングス)は、子会社を通じて人気ゲーム「エルデンリング」などを手がける日本のゲーム会社フロム・ソフトウェアの株式16.25%を取得する。フロム・ソフトウェアを傘下に置くKADOKAWAが31日発表した。

KADOKAWAによると、テンセントとソニーグループ向けに新株を発行する形で364億円(2億6300万ドル)を調達するという。

一方、網易(ネットイース)はフランスのゲーム制作会社クアンティック・ドリームを買収したと明らかにした。金額は非公表。クアンティックのゲームとしては「デトロイト・ビカム・ヒューマン」が知られている。

ネットイースはクアンティックの買収によって欧州初のゲーム制作拠点を獲得できると述べた。

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